出願番号 |
特願2008-080633 |
出願日 |
2008/3/26 |
出願人 |
東京医研株式会社 |
公開番号 |
特開2009-232966 |
公開日 |
2009/10/15 |
登録番号 |
特許第5185668号 |
特許権者 |
東京医研株式会社 |
発明の名称 |
止血装置 |
技術分野 |
機械・加工、その他、食品・バイオ |
機能 |
接着・剥離、その他 |
適用製品 |
止血装置 |
目的 |
手術中の術者のミスあるいは大きな怪我などによって動脈や静脈が損傷し、大量出血が引き起こされることがある。このような場合には一般的には損傷部位を縫合することによって止血処置が施されるが、損傷部位の止血を完了するまでの間に患者が大量出血によるショック状態に陥ることもあり、最悪の場合には患者の生命が危機にさらされるおそれもある。そのため、大量出血を起こした患者の損傷部位の出血を直ちに止めることができれば患者の命を救うことができる。 |
効果 |
大量出血を引き起こしている損傷部位を縫合するにはある程度の時間を要するため、その間に多くの血液が出血してしまう。また、出血で術野が覆われてしまうので、損傷部位を適切に縫合するには術者の高度な技術が必要である。本発明により出血している損傷部位を短時間で容易に止血することを可能にする止血装置を提供することができる。 |
技術概要
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本発明の止血装置は、ドーム状の窪みを持つ先端カップ部と、それを囲む複数の吸引口が設けられた周囲縁面から成る。吸引口は吸引装置につながっている。この窪みは損傷部位にあてがわれたときに窪みとの間に閉じた空間を形成する。
吸引口から空気を吸引させながらカップ部を患者の血管損傷部に押し当てると、吸引圧で周囲縁面が密着し、出血は窪み内部に閉じ込められて出血が抑えられる。
さらに窪み内部へ縫合器具や損傷を処置する材料を挿入することで、出血を抑えたまま止血の処置が可能となる。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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