出願番号 |
特願2009-182038 |
出願日 |
2009/8/5 |
出願人 |
日本放送協会、国立大学法人長岡技術科学大学 |
公開番号 |
特開2011-034649 |
公開日 |
2011/2/17 |
登録番号 |
特許第5224217号 |
特許権者 |
日本放送協会 |
発明の名称 |
トラッキング制御装置 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
光ディスク装置のトラッキング制御技術 |
目的 |
動作安定性を保ちつつも残留誤差が少なくなるようにトラッキング制御性能を向上させる。 |
効果 |
トラッキング制御装置は、ディスクの回転動作に伴う周期外乱の基本波成分以外の高調波成分に対しても外乱抑圧することが可能になる。その結果、トラッキング制御装置は、記憶容量の大きいディスク媒体や高速回転のディスク媒体に対しても高精度でトラックに追従できる。 |
技術概要
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光ディスク記録装置の周期性外乱は、トラッキング誤差信号を周波数解析したときの1種類の基本波成分だけの寄与ではなく、2次,3次等の多くの高調波成分の寄与が存在しているにも関わらず、従来の繰り返し制御系やZPET−FF制御系は周期性外乱の基本波成分だけに対応するものであるために充分な性能が発揮できていない、との仮説を立て、ZPET−FF制御系において仮説実証実験を行い、2次以上の高調波成分の寄与まで考慮することで、周期性外乱に対してさらなる強さを有したロバスト制御系を構築可能である。
フィードバック制御系に出力するフィードフォワード制御系とを用いて、前記光スポット位置を制御するトラッキング制御装置であって、前記フィードバック制御系は、第1加算手段と、フィードバック制御手段と、光スポット位置補正手段とを備え、前記フィードフォワード制御系は、第2加算手段と、トラッキング誤差補償信号生成手段と、制御系安定化手段と、高調波抑制手段と、第3加算手段と、トラッキング補正信号生成手段と、前置補償手段とを備え、前記高調波抑制手段は、第1帯域通過フィルタと、n次高調波補償信号生成手段と、第2帯域通過フィルタと、減算手段とを備える。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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