スイッチング電源装置
- 開放特許情報番号
- L2016001123
- 開放特許情報登録日
- 2016/6/14
- 最新更新日
- 2017/5/9
基本情報
出願番号 | 特願2006-308753 |
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出願日 | 2006/11/15 |
出願人 | 柴崎 栄 |
公開番号 | |
公開日 | 2008/5/29 |
登録番号 | |
特許権者 | 柴崎 栄 |
発明の名称 | スイッチング電源装置 |
技術分野 | 電気・電子 |
機能 | その他 |
適用製品 | AC/DCスイッチング電源 |
目的 | 連続モードブリッジレスPFC(Continuous Current Mode bridgeless PFC)をマルチレベル化し、損失を減らして効率を改善する、連続モードブリッジレスマルチレベルPFC(Continuous Current mode bridgeless multilevel PFC)を実現する。 |
効果 | 連続モードブリッジレスマルチレベルPFC(Continuous Current mode bridgeless multilevel PFC)によって、
リプル電流の低減、昇圧チョークの鉄損の低減、スイッチ素子の損失低減、インターリーブ制御(Interleave control)が実現できる。 |
技術概要![]() |
連続モードブリッジレスのマルチレベルPFCを制御する技術である。
インダクタとスイッチ素子に加わる電圧を半分にすることによって装置全体の損失を低減できる。 インダクタの電圧が半分になることで電流リプルが半分になるため、インダクタの小型化・低損失化ができる。 電流リプルが低減できることはLCフィルタの小型化や、平滑用電界コンデンサの小型化も期待できる。 インダクタの損失は導通損と鉄損があり、導通損は電流の2乗に比例し、鉄損はVT積で決まるΔBの2乗〜2.5乗に比例する。 そのため、インダクタの電圧が半分にできることは、鉄損を4分の1以下にできることになる。 また、スイッチ素子は従来の半分の耐圧の素子が使用できるが、従来1個の所に直列に2個必要になる。 MOSFET等は耐圧が半分になるとQg−Ronのトレードオフが倍以上改善され、 スイッチ素子が2個直列になっても導通損とスイッチング損が低減できる。 出力の2つ直列のコンデンサ電圧を等しい大きさにバランス制御できるため、半分の耐圧の平滑用コンデンサが使用できる。 インターリーブ化への応用で、電流による導通損を低減できるメリットも期待できるため、大容量の装置に有利な回路方式である。 |
イメージ図 | |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【可】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | 柴崎 栄 |
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その他の情報
関連特許 |
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