マイクロ流体チップを用いた微小液滴の製造法および微小液滴製造装置

開放特許情報番号
L2016001066
開放特許情報登録日
2016/6/7
最新更新日
2016/6/7

基本情報

出願番号 特願2014-094531
出願日 2014/5/1
出願人 学校法人同志社
公開番号 特開2015-211931
公開日 2015/11/26
発明の名称 マイクロ流体チップを用いた微小液滴の製造法および微小液滴製造装置
技術分野 機械・加工、情報・通信
機能 材料・素材の製造
適用製品 マイクロ流体チップを用いて微小液滴を製造する方法および微小液滴製造装置
目的 微小液滴を、低コストで簡単に、かつ効率的に製造できるようにする。
効果 第1および第2の液溜から第3の液溜に向けて送液するためのシリンジポンプ等のマイクロポンプが不要となる。また、第1および第2の液溜にそれぞれ連続相となる液体および分散相となる液体を注入すれば、それぞれの液体が自律的に第3の液溜に向かって流れるので、各液体の送液流量を制御する必要もない。
さらに、第3の液溜の容積に基づいて計算された、分散相となる液体の必要量を第2の液溜に注入することで、分散相となる液体のデッドボリュームも発生しない。その結果、微小液滴の製造を低コストで簡単かつ効率的に行うことができる。
技術概要
ガスを吸蔵し得る合成樹脂から形成されたチップ本体と、チップ本体に気密シールされた状態で接合された基板とを有し、チップ本体に、第1〜第3の液溜と、それぞれ第1〜第3の液溜からのび一点で連結する第1〜第3のマイクロ流路とが設けられたマイクロ流体チップを準備する(S1)。第3の液溜に蓋を被せた後、マイクロ流体チップを脱気する(S2)。脱気後のマイクロ流体チップを大気圧下に置き、第1の液溜に連続相となる液体を注入し、第2の液溜に分散相となる液体を注入する(S3)。合成樹脂のガス吸蔵作用を利用して、第1および第2の液溜から連続相となる液体および分散相となる液体を第3の液溜に向けて流し、第3のマイクロ流路内にエマルジョンを形成して第3の液溜内に捕集する(S4、S5)。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

登録者名称 学校法人同志社

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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