出願番号 |
特願2012-182719 |
出願日 |
2012/8/21 |
出願人 |
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
公開番号 |
特開2014-041029 |
公開日 |
2014/3/6 |
登録番号 |
特許第6103684号 |
特許権者 |
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構 |
発明の名称 |
放射線測定装置、放射線測定方法及び電離箱 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
検査・検出、材料・素材の製造 |
適用製品 |
放射線測定装置、放射線測定方法及び電離箱 |
目的 |
側方線量分布を容易に得ることのできる放射線測定装置、方法及び電離箱を提供する。 |
効果 |
従来検出することが困難であった僅かな大角度散乱成分による寄与を容易に検出することができ、側方線量分布を算出することができるとともに、大角度散乱成分による寄与を予測できるパラメータを得ることが可能となる。また、これにより三次元線量計算の精度向上を図ることが可能となる。さらに、1つの照射位置(スポット)に照射したビームの側方線量分布を1回の照射で容易に検出できることから従来のように膨大な回数のビーム照射試験を行う必要がなく、側方線量分布を把握するための作業負担及び作業時間を大幅に軽減することができる。 |
技術概要
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放射線測定装置1は、絶縁体4を介して大きさの異なる複数の円環状の電極3が同心円環状に設けられるとともに平板状を成し、その平面部5が放射線Rの進行を妨げるようにして設けられる電離箱2を備える。放射線測定方法は、放射線測定装置1に備えられた電離箱2の各電極3で検出された放射線Rの線量と、予め登録された各電極3の半径寸法rと、を用いて放射線Rの側方線量分布を算出する側方線量分布算出ステップS1と、側方線量分布算出ステップS1にて算出した側方線量分布を用いて三次元線量分布を算出する三次元線量分布算出ステップS2と、を有する。電離箱2は、絶縁体4を介して大きさの異なる複数の円環状の電極3が同心円環状に設けられるとともに平板状を成し、その平面部5がビームの進行を妨げるように設けられている。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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