出願番号 |
特願2014-002489 |
出願日 |
2014/1/9 |
出願人 |
学校法人 東洋大学 |
公開番号 |
特開2015-132479 |
公開日 |
2015/7/23 |
登録番号 |
特許第6321964号 |
特許権者 |
学校法人 東洋大学 |
発明の名称 |
疲労骨折のバイオマーカー |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
検査・検出、材料・素材の製造 |
適用製品 |
疲労骨折の予防、診断、治療等に関する医学分野、および、プロまたはアマチュアのアスリートのコンディション管理に関するスポーツ科学・健康科学の分野 |
目的 |
疲労骨折のリスクを評価するための方法およびバイオマーカーを提供する。 |
効果 |
本発明は、従来確立されていなかった疲労骨折のバイオマーカーを提供し、信頼性の高い疲労骨折のリスク評価を可能とするものである。また、従来、疲労骨折に関しては確定診断や二次予防(早期発見、早期治療)が主流であったが、本発明のバイオマーカーを用いたスクリーニング方法により、疲労骨折の一次予防が可能となる。本発明のバイオマーカーは、血液、血漿、尿等、容易に採取できる試料において測定可能であるため、簡便に検査測定ができ、経時変化の観察などにも適している。 |
技術概要
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本発明者らは、ホモシステインおよびペントシジンが、疲労骨折のリスクと正に相関するバイオマーカーとして使用できることを発見し、本発明を完成するに至った。
ホモシステインおよびペントシジンは、老化物質とも呼ばれ、加齢とともに蓄積して、特に高値に至っている場合には、骨コラーゲン架橋化という現象を通じて高齢者(典型的には60歳以上)の骨粗鬆症における骨脆弱化(ひいては骨折)と関連し得ることが知られている(非特許文献2)。しかしながら、疲労骨折の症例が最も多いのは10代、特に高校生・中学生であり(非特許文献1)、高齢化や骨粗鬆症とは全く無縁である若く健康なアスリートにおいて、このように老化物質と呼ばれる物質が疲労骨折の指標として使用できることは驚くべき発見であった。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
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