癌細胞に高発現する細胞核輸送受容体KPNA2に結合するアプタマー

開放特許情報番号
L2016000262
開放特許情報登録日
2016/2/19
最新更新日
2019/12/25

基本情報

出願番号 特願2015-223490
出願日 2015/11/13
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2017-086027
公開日 2017/5/25
登録番号 特許第6619211号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 細胞核輸送受容体KPNA2タンパク質に結合するアプタマー、及びそれを用いたKPNA2タンパク質の機能阻害
技術分野 食品・バイオ、有機材料、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、検査・検出
適用製品 細胞核輸送受容体KPNA2タンパク質の検出、濃縮、精製、定量及び機能阻害に効果的な新規物質
目的 癌細胞に高発する核輸送受容体KPNA2タンパク質の検出、濃縮、精製及び機能阻害に効果的な新規物質の提供。
効果 KPNA2タンパク質の特異的な検出、濃縮、精製、定量、及びKPNA2タンパク質を介したNLS含有物質の細胞核への輸送阻害が可能になる。また、KPNA2タンパク質が癌マーカーであることから癌細胞の検出が可能となる。
癌の検査用試薬やキットを提供することができる。さらに、前記阻害作用を利用することにより、本発明のRNAアプタマーまたはそれを含む組成物は、細胞増殖阻害剤として用いることができる。ここで標的細胞が癌細胞であれば、前記細胞増殖阻害剤は、癌の治療薬又は癌の転移抑制用医薬組成物として利用することができる。
技術概要
核輸送受容体KPNA2タンパク質と200nM以下の解離定数(KD)を示す高親和性で結合する新規RNAアプタマー、並びに、それを含有してなる検出用試薬、RNAアプタマーを固定してなる担体、阻害剤及び医薬組成物。更に、3’末端にRNAポリメラーゼ認識配列が付加されている転写によってRNAアプタマーを生産可能な2本鎖DNAベクター。特定の塩基性配列、又は、前記塩基配に対して1個以上の塩基の欠失、置換、捜入又は付加された塩基配列を有するRNAアプタマー。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
Copyright © 2023 INPIT