目的
SiC母材と加工部の間に電解電圧を印加して、SiC母材表面に母材より硬度の低いSiC変性被膜を形成して加工を行う際、加工開始から終了まで、機械加工強度を最適値に維持して、加工効率と加工品位を両立させる。
効果
SiC母材と加工部の間に、放電現象を回避しながら、SiC酸化皮膜の生成速度と除去速度をバランスさせた理想的な加工状態を維持することができる。
技術概要
砥粒を用いてSiC母材を加工する加工装置は、加工部に、砥粒を含む電解液を供給し、SiC母材と加工部の間に電解電圧を印加することにより、SiC母材表面に、硬度の低いSiC変性被膜を形成する。電界電圧の印加により流れる加工電流の電流値を計測する加工電流計測装置と、加工部の移動速度を計測する加工部移動速度計測装置とを具備し、S7で加工電流を移動速度で除することにより、加工部がSiC母材に対向する対向面積に関連する値を算出し、この値に基づいて、S12で加工部における単位面積あたりの機械加工強度が一定となるよう制御する。