タンパク質の発現を制御する方法

開放特許情報番号
L2016000232
開放特許情報登録日
2016/2/15
最新更新日
2017/6/26

基本情報

出願番号 特願2013-031894
出願日 2013/2/21
出願人 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 特開2014-161229
公開日 2014/9/8
登録番号 特許第6117563号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 タンパク質の発現を制御する方法
技術分野 食品・バイオ
機能 材料・素材の製造
適用製品 タンパク質の発現を制御する方法
目的 非誘導時には目的タンパク質の発現を殆ど抑制することを可能とする、タンパク質の発現制御方法を提供する。
効果 本発明のタンパク質の発現を抑制又は誘導するための方法、並びにこれらの方法に用いられるためのキットは、分子生物学や生化学分野等における研究開発や、食品、医薬品、化粧品及び機能材料の分野における、組換えタンパク質の効率性の良い大量生産等において有用である。特に、本発明によれば、非誘導時において目的タンパク質の発現を完全に抑制することができるため、本発明の方法並びにキットは、強い細胞毒性をもつタンパク質の研究、大量生産に有用である。
技術概要
天然アミノ酸に対応しないコドンがインフレームにて挿入されている前記タンパク質をコードする核酸を含有する細胞を、下記(I)〜(III)からなる群から選択される少なくとも一の培養条件で培養することによって、当該タンパク質の発現を殆ど抑制できることを見出した
(I) 非天然アミノ酸を含有しない培地において培養
(II) 前記細胞内にて、前記コドンを認識し且つ前記非天然アミノ酸に結合し得るtRNAを存在させることなく培養
(III) 前記細胞内にて、前記非天然アミノ酸と前記tRNAとの結合を特異的に触媒するアミノアシルtRNAシンテターゼを存在させることなく培養。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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