暴走しない人工知能装置
- 開放特許情報番号
- L2016000216
- 開放特許情報登録日
- 2016/2/11
- 最新更新日
- 2016/2/11
基本情報
出願番号 | 特願2015-163214 | ||
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出願日 | 2015/8/4 | ||
出願人 | 宮崎 洋彰 | ||
公開番号 | |||
公開日 | 2016/1/14 | ||
登録番号 | |||
特許権者 | 宮崎 洋彰 | ||
発明の名称 | 暴走しない人工知能装置 | ||
技術分野 | 情報・通信、電気・電子 | ||
機能 | 制御・ソフトウェア | ||
適用製品 | ロボット、人工知能、質問応答システム、サービスロボット、パーソナルロボット | ||
目的 | 入力した情報から自律的に知識体系を構築するとともに、構築した知識体系を活用して状況の分析および問題の識別を実施し、問題を自律的に解決するシステムを構築する。 | ||
効果 | 情報の新規性、有用性を評価し、価値のある情報を抽出し知識体系を自律的に構築していく。また入力した情報の意味を分析し、情報に応じた対応(価値のある情報の抽出・記録、質問への回答、命令・依頼への対応等)を実施する。また連想記憶システム的に情報を検索することができるので、会話に関しても関連する話題への移行、あるテーマに対する感想等、(事前にシナリオが決められた固定のものではなく)人間が行うような柔軟な会話を実施すrことができる。 | ||
技術概要 |
入力した情報を構文解析し(主語、主語の修飾、述語、述語の修飾(5W1H)、数値、記号、分析結果)、検索し易い構造に整理して記録する。また情報間の関係性を自律的または人間により設定し、関係性を使った情報検索を可能とする。入力情報により問題を検出すると、問題の型に応じた処理プログラムを起動し、問題を解決に必要なキーパラメータの状態を自律的に検索および生成して処理し、問題を自律的に解いていく(処理していく)。人間が指示した内容は該当する情報の励起履歴により記録され自律的な学習を行うことができる。 | ||
実施実績 | 【試作】 | ||
許諾実績 | 【無】 | ||
特許権譲渡 | 【否】 | ||
特許権実施許諾 | 【可】
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アピール情報
導入メリット | 【改善】
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アピール内容 | Deep Learning、遺伝的プログラミングによる人工知能と違い、本手法は処理の透明性が高い。また従来のシステムにおける知識体系は人間が設定する必要があるが、本システムでは入力情報から自律的に知識体系を構築していく。また、現在のロボットの会話システムが主として事前に登録したパターン検出と対応する処理の起動による動作であるのに対し、本システムは入力する情報から自律的に知識を構築し、構築した知識体系を使って必要な情報を検索し、会話および問題を解決するので柔軟性が高い。つまりユーザ毎にカスタマイズした情報による応答が可能なロボット、または会話システムを構築することができる。個人の考え、趣味、経験を知識として入力することにより、個人特有のシステムを提供することが可能となり、また逐次、情報を追加していくことにより、さらに知識を拡大したシステムに成長させることが可能である。情報は連想記録システム的に記録、検索が可能である。処理プログラム間での情報インタフェースにキーワードを組み合わせた検索パターンを使用することが可能であるため、処理プログラムの独立性が高まり、処理の追加および変更を柔軟に実施できる。処理プログラムとして数学、物理、化学等の問題回答の手順をライブラリとして登録し、ライブラリを適宜組み合わせることにより数々の問題を解くことが可能である。本機能を会話に取り込むことにより、単なる質問・応答システムではなく高度な処理機能を有した会話システムが実現できる。 |
登録者情報
登録者名称 | 宮崎 洋彰 |
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技術供与
コンサルティング | 【可】
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その他の情報
その他の提供特許 |
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関連特許 |
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