出願番号 |
特願2012-136627 |
出願日 |
2012/6/18 |
出願人 |
日新製鋼株式会社 |
公開番号 |
特開2013-063463 |
公開日 |
2013/4/11 |
登録番号 |
特許第5273885号 |
特許権者 |
日新製鋼株式会社 |
発明の名称 |
小径金属管の製造方法及び製造装置 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造、検査・検出 |
適用製品 |
金属管、特に外径が20mmを下回るような小径の溶接管を高効率で製造する方法及びそのための装置 |
目的 |
成形されるパイプの外径よりも明らかに大きな径のロールを配置した大径ロールスタンドを使用し、無潤滑で精度よく円筒状に成形し、その後に金属帯エッジの突合せ部を溶接接合することにより溶接管を製造する方法及びそのための装置を提供すること。 |
効果 |
成形されるパイプの外径に対して明らかに大きい外径のサイドロールを用いることにより、成形に必要なスタンド数を削減することができ、単スタンドで金属帯を円筒状に成形することが可能となる。またスタンドの大幅削減によりオペレーターによる作業負荷を低減することができ、表面性状の優れた小径管を高効率で製造することが可能となる。さらに、フィンロールの適切な使用により、成形精度の優れた小径管が安定的に製造される。 |
技術概要
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本発明の小径金属管の製造方法は、その目的を達成するため、一対のサイドロールであって、成形されるパイプの外径φ↓1に対して成形するロールの外径φ↓2の外径比φ↓2/φ↓1が10以上になるように設計された大径サイドロールを使用し、金属帯を単スタンドの前記大径サイドロールを通して円筒状に成形した後、金属帯エッジの突合せ部を溶接接合することを特徴とする。 前記外径比φ↓2/φ↓1は25以上となるようにすることが好ましい。 エッジベンドロールスタンドによって金属帯エッジを曲げた後、大径サイドロールを通すことが好ましい。 使用する大径サイドロールとしては、3方ロール方式に配置されているものを使用することが好ましい。その際、3方ロール方式の下側に設置されたロールをライン入側にオフセットに配置したものを用いると、ひずみ発生を一段と低減できる。 なお、4方ロール方式として上側にフィンロールを付加してエッジの突合せ位置を高精度に維持しながら成形してもよい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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