出願番号 |
特願2015-183395 |
出願日 |
2015/9/16 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2017-057463 |
公開日 |
2017/3/23 |
登録番号 |
特許第6685545号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
金属分離方法、及び金属分離装置 |
技術分野 |
金属材料、機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
金属分離方法、及び金属分離装置 |
目的 |
2種類以上の溶融状態金属にある金属を効率的に分離し、金属及び溶融元素を効率よく回収する方法および装置を提供する。 |
効果 |
スクラップ中における金属の分離効率の向上が可能となる。また、レアメタルや貴金属など有価金属の多相間における移動が促進され、一方の金属へより濃化し、回収効率を高めることが可能となる。
特に、磁石中のレアメタルの回収、銅と鉄の分離を同時に行う事が可能となる。また、電子機器に用いられている放熱基板のリサイクルにおいて、基板に用いられているアルミニウムなどと配線に用いられている銅箔の分離にも用いることが可能である。 |
技術概要
 |
2種類以上の溶融状態にある金属に対し、振動を与えることによって比重差を顕在化し、分離を行う。同時に、金属中に溶融しているレアメタルや貴金属など有価金属を特定の溶融金属相に濃化させることによって回収効率を向上させる。与える振動は振動周波数が1Hz以上250Hz以下、かつ振動加速度振幅が0.001G以上3G以下、付与時間が15分以下であることが望ましい。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|