出願番号 |
特願2013-188393 |
出願日 |
2013/9/11 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2015-055085 |
公開日 |
2015/3/23 |
登録番号 |
特許第6182403号 |
特許権者 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 |
落橋を防止するための斜橋の耐震補強方法 |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
落橋を防止するための斜橋の耐震補強方法 |
目的 |
抗土圧橋台で橋梁部が支持された現存する橋の耐震性の向上のための工事、特に落橋の防止のための工事にあたり、道路や河川敷を大がかりに使用停止にする必要がなく、また抗土圧橋台自体への補強工事を必要としない技術を提供すること。 |
効果 |
本実施形態では連結体16に作用する張力の反力体が背面盛土6となるため、抗土圧橋台10自体に対する補強工事が不要であり、それに伴う道路や河川敷の一時使用停止措置も不要である。
軌道等の既設設備の状態をそのままに、工期の短縮と工費の低減を図ることができる。この点は、鉄道用の橋の耐震補強方法として特に有効である。 |
技術概要
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抗土圧橋台10の胸壁に貫通孔14を開け、橋梁部4の鋭角端部に取り付けた固定具18と、背面盛土6に設置された杭体12とを、貫通体14を挿通し軌道5の下を貫通する連結体16で連結する。地震時に斜橋の橋梁部4に回転モーメントが生じても連結体16が引き留めることで落橋を防止できる。そして、当該構成では、抗土圧橋台10それ自体は連結体16の張力の反力を支持する必要が無い。補強工事のために道路や河川敷を使用停止にする必要も無い。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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