出願番号 |
特願2015-066401 |
出願日 |
2015/3/27 |
出願人 |
国立大学法人 千葉大学 |
公開番号 |
特開2015-109878 |
公開日 |
2015/6/18 |
登録番号 |
特許第5959127号 |
特許権者 |
国立大学法人 千葉大学 |
発明の名称 |
テルペン合成酵素遺伝子のスクリーニング方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
テルペン合成酵素遺伝子のスクリーニング方法 |
目的 |
テルペン合成酵素遺伝子の一般的な、そして組織的なスクリーニング方法、および、酵素活性の高いテルペン合成酵素変異体取得のための一般的な手法を提供すること。 |
効果 |
テルペンの構造にかかわらず、また、配列未知の検体群(ライブラリ)からの配列による絞り込みに頼らず、テルペン合成酵素遺伝子のスクリーニングを可能とし、該酵素を網羅的に一挙取得する方法を提供できる。 本発明によれば、既知/未知問わず、あらゆるテルペン合成酵素の活性を、その生産物の種類に関わらず、基質消費能に基づいて可視化できる。さらに本発明により、視認可能な色素の利用による色スクリーニングが可能となり、多数の検体を対象としたハイスループット・スクリーニングが可能になる。 |
技術概要 |
テルペン合成酵素の「基質消費能」に基づき、テルペン合成酵素をスクリーニングする方法を提供する。具体的には、テルペン酵素群と同じ基質を原料とする種々の色素の生合成経路を細胞内に構築し、これらの細胞にテルペン合成酵素の遺伝子を導入して色素合成経路から原料を奪うことにより、細胞あたりの色素合成量が減少することを指標にした、テルペン合成酵素のスクリーニング方法を提供する。また、本発明の方法により得られたファルネシル二リン酸合成酵素変異体及びその遺伝子を提供する。
本発明者らは上記課題を解決すべく鋭意研究を行い、百万を超えるほどあるといわれるテルペン化合物もすべてイソペンテニル二リン酸という共通の前駆体からテルペン合成経路を介して合成される点に着目した。そして、合成されたテルペン(プロダクト)を指標にするのではなく、得ようとするテルペン合成酵素の「基質消費能」に基づき、テルペン合成酵素をスクリーニングする方法、および、酵素活性の高いテルペン合成酵素変異体をスクリーニングする方法を開発した。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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