出願番号 |
特願2013-190939 |
出願日 |
2013/9/13 |
出願人 |
学校法人 中央大学 |
公開番号 |
特開2015-054963 |
公開日 |
2015/3/23 |
登録番号 |
特許第6470899号 |
特許権者 |
学校法人 中央大学 |
発明の名称 |
含ハロゲン化合物の脱ハロゲン化方法 |
技術分野 |
有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、検査・検出 |
適用製品 |
含ハロゲン化合物の脱ハロゲン化方法 |
目的 |
従来よりも緩やかな条件で、かつ、迅速に脱ハロゲン化が可能な含ハロゲン化合物の脱ハロゲン化方法を提供する。 |
効果 |
従来よりも緩やかな条件で、かつ、迅速に脱ハロゲン化が可能な含ハロゲン化合物の脱ハロゲン化方法を提供することができる。また、生成物の回収が容易である。さらに従来の脱ハロゲン化方法よりも処理装置が腐食しにくい。さらにまた、含ハロゲン化合物試料の粉砕、微粒子化といった前処理が不要であり、さまざまな形状の試料についても効率的に脱ハロゲン化することができるといった利点を有している。 |
技術概要
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本発明の含ハロゲン化合物の脱ハロゲン化方法は、含ハロゲン化合物と、アミンを含有する水溶液と、を接触させることを特徴とするものである。
本発明の脱ハロゲン化方法においては、前記水溶液は前記アミンよりも強塩基性物質を含有することが好ましい。また、本発明においては、前記水溶液の温度は140〜170℃であることが好ましい。さらに、本発明においては、前記アミンはジメチルアミンであることが好ましい。さらにまた、本発明においては、前記強塩基性物質は水酸化ナトリウムであることが好ましい。また、本発明においては、前記水溶液中の前記強塩基性物質の濃度は、0.5〜1.5mol/Lであることが好ましい。さらに、本発明においては、前記水溶液中の前記アミンの濃度は、0.8〜1.5mol/Lであることが好ましい。本発明の脱ハロゲン化方法は、ポリ塩化ビニルまたはポリ塩化ビニリデンの脱ハロゲン化に好適である。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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