出願番号 |
特願2006-236382 |
出願日 |
2006/8/31 |
出願人 |
本田技研工業株式会社 |
公開番号 |
特開2008-055477 |
公開日 |
2008/3/13 |
登録番号 |
特許第4833773号 |
特許権者 |
本田技研工業株式会社 |
発明の名称 |
微細穴開け加工方法 |
技術分野 |
機械・加工 |
機能 |
機械・部品の製造 |
適用製品 |
微細穴開け加工方法 |
目的 |
精度良く加工が行える上、高速で穴開け加工が行える微細穴開け加工方法を提供する。 |
効果 |
下穴加工工程では、パルスエネルギーの大きなナノ秒レーザ光で下穴を高速で開けることができる。また、仕上げ加工工程では、パルス幅の小さなピコ秒レーザ光を照射することにより下穴内壁に熱影響部が生じにくくなり、下穴内壁を精度良く平滑に仕上げることができる。
後工程である仕上げ加工工程での加工量を少なくすることができ、加工時間を短縮することができる。
蒸気によってナノ秒レーザ光又はピコ秒レーザ光が遮られることがなく、良好に仕上げ加工することができる。
下穴内壁に熱影響部を生じにくくすることができる。 |
技術概要
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ワーク23にナノ秒レーザ光11を照射して下穴を開ける下穴加工工程と、下穴の内壁にピコ秒レーザ光17を照射して内壁を平滑に仕上げる仕上げ加工工程と、を有する。ナノ秒レーザ光11では、超短パルスレーザ光に比べてパルス幅が大きく、1パルス当たりのエネルギー、即ち、パルスエネルギーが大きいために、微細な深穴を高速で開けることが可能になる。ピコ秒レーザ光17では、ナノ秒レーザ光11に比べてパルス幅が小さくパルス繰返し周期毎の照射時間が短いため、ピコ秒レーザ光17の照射部分に近い部分の温度が上昇しにくく、熱影響部が生じにくいから、下穴内壁の仕上げ精度が向上し、下穴内壁がより平滑になる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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