出願番号 |
特願2013-545970 |
出願日 |
2012/11/22 |
出願人 |
国立大学法人京都大学 |
公開番号 |
WO2013/077423 |
公開日 |
2013/5/30 |
登録番号 |
特許第5999658号 |
特許権者 |
国立大学法人京都大学 |
発明の名称 |
多能性幹細胞の培養方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
多能性幹細胞の維持増幅方法 |
目的 |
酵素処理が不要で、均一なサイズの細胞塊に分割できる新規継代方法を提供する。また、細胞塊が互いに接着融合する可能性を低めることができる新規な浮遊培養法を提供する。 |
効果 |
従来法のように酵素処理を必要としないので、安全面およびコスト面できわめて有利である。また、分割後の細胞塊の大きさは均一性に富んでおり、細胞塊サイズを最適範囲にコントロールすることが容易になる。
また、培養方法によれば、浮遊細胞塊の移動と密着を抑制して細胞塊同士の接着融合を防ぐことが容易となるので、サイズ増加による細胞塊壊死や分化開始を抑制することができ、効率よくES細胞を維持増幅させることが可能となる。 |
技術概要
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本発明は、(i) 多能性幹細胞を、細胞塊の平均直径が約200-約300 μmとなるまで浮遊培養する工程、および(ii) 工程(i)により得られた細胞塊を、平均直径が約80-約120 μmである均一な細胞塊に分割する工程を繰り返すことを特徴とする、多能性幹細胞の維持増幅方法を提供する。工程(i)では、浮遊細胞塊の移動および細胞塊同士の接着融合を防止するために、培地に適度な粘性が付与される。また、工程(ii)においては、細胞浮遊液をメッシュに通すことにより、細胞塊はより小さな均一の細胞塊に機械的に分割される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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