無電極有機電池の作製
- 開放特許情報番号
- L2015001694
- 開放特許情報登録日
- 2015/10/20
- 最新更新日
- 2018/8/22
基本情報
出願番号 | 特願2017-527098 |
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出願日 | 2016/4/12 |
出願人 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | |
公開日 | 2017/1/12 |
発明の名称 | 無電極有機電池の作製 |
技術分野 | 電気・電子 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | 有機導電材料からなる2次電池 |
目的 | 導電性有機材料を用い、特別の電極を使用せず、酸化還元機構によらない2次電池を作製する。 |
効果 | 有機導電材料を電解質でつなげるだけのシンプルな構造で電池を作製することができ、金属や炭素等の電極レスの軽くフレキシブルで、補助剤や表面加工等の過程を必要としないため製造コストが低く抑えられ、かつ充電可能な電池の実用化につながる。 |
技術概要![]() |
絶縁基板と、
絶縁基板上に形成され第1の電荷キャリア(プロトン)密度を有する第1の有機導電物質からなる第1薄膜と、 絶縁基板上に第1薄膜と離間して形成され第2の電荷キャリア(プロトン)密度を有する第2の有機導電物質からなる第2薄膜と、 第1薄膜と第2薄膜とを接続するプロトンが拡散し得る電解質とからなり、 第1の電荷キャリア密度は第2の電荷キャリア密度より小さく、 第1薄膜と第2薄膜の間に負荷を接続するとプロトンが第2薄膜から第1薄膜へと前記電解質内を拡散し第1の電荷キャリア密度は増加し第2の電荷キャリア密度は減少して前記2次電池は放電し、 充電電源の正極と負極をそれぞれ前記2次電池の第1薄膜と第2薄膜とに接続するとプロトンが第1薄膜から第2薄膜へと前記電解質内を逆拡散し第1の電荷キャリア密度は減少し第2の電荷キャリア密度は増加して第1の電荷キャリア密度は第2の電荷キャリア密度より小さくなり、前記2次電池は充電することが繰り返しできる、 ことを特徴とする2次電池。 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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