出願番号 |
特願2015-089715 |
出願日 |
2015/4/24 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2016-202709 |
公開日 |
2016/12/8 |
登録番号 |
特許第6590399号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
医療機器材料の製造方法及び医療機器材料 |
技術分野 |
食品・バイオ、化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
正方晶ジルコニア含有医療機器材料及びその製造方法 |
目的 |
正方晶ジルコニアの優れた機械的特性を保ったまま、生体親和性の高いリン酸カルシウム膜を、高い密着力で意図した特定部位に作製してなる医療機器材料及びその製造方法を提供する。 |
効果 |
本発明の方法により製造された正方晶ジルコニアを含有する医療機器材料は、微細な凹凸によりリン酸カルシウムコーティングの密着性を高めるとともに、リン酸カルシウムがコーティングされた特定部位に、リン酸カルシウム特有の組織伝導性、抗血栓性、生体親和性などを付与できる。部分的に必要な範囲のみ正方晶ジルコニアを含有する基材とリン酸カルシウムの2種類のセラミックスを固着させ、異なる二つの機能、例えば高い機械的性質と生体親和性、耐摩耗性と骨伝導性、高い機械的性質と抗血栓性を兼ね備えた医療機器材料を作製することができる。 |
技術概要
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正方晶ジルコニアを含有する医療機器材料の特定部位にリン酸カルシウムでコーティングする、医療機器材料の製造方法であって、特定部位に超短パルスレーザーを照射して表面に凹凸を形成する第一工程と、特定部位に、凹凸のサイズに比べて小さいリン酸カルシウム微粒子を蒸着または析出させる第二工程とを含む。さらに、第二工程後に、正方晶ジルコニアを含有する医療機器材料を、リン酸カルシウム過飽和溶液に接触させる第三工程を含んでも良い。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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