出願番号 |
特願2015-113043 |
出願日 |
2015/6/3 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2016-225563 |
公開日 |
2016/12/28 |
発明の名称 |
太陽電池とその製造方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
機械・部品の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
太陽電池及びその製造方法 |
目的 |
CZTS系化合物からなる光吸収層の結晶状態を改善することにより太陽電池の高効率化を図る。 |
効果 |
結晶状態(粒径、平坦性)が改善した光吸収層を得ることにより、その光吸収層を含む太陽電池の変換効率を向上させることができる。
Geに加えてSnとSeを含む雰囲気中でCZTS系層を加熱処理することにより、CZTS系層でのSnの減少を抑制しつつ結晶状態(粒径、平坦性)を改善させることが可能となる。
光吸収層において、大粒径化による欠陥の低減、および表面の平坦化による光電変換により発生したキャリアの界面再結合の抑制により、太陽電池の変換効率をさらに向上させることが可能となる。 |
技術概要
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本発明の太陽電池の製造方法は、表面に裏側電極層が設けられた基板を準備するステップS1と、裏側電極層上にCu、Zn、Sn、及びSeを含むCZTS系層を形成するステップS2と、Geを含む雰囲気中でCZTS系層を加熱し溶融させて、Geを含む粒径が大きく平坦なCZTS系化合物からなる光吸収層を形成するステップS3と、光吸収層上にバッファ層を形成するステップS4と、バッファ層上に表側電極層を形成するステップS5と、を含む。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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