出願番号 |
特願2015-103187 |
出願日 |
2015/5/20 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2016-217887 |
公開日 |
2016/12/22 |
登録番号 |
特許第6590244号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
値付けされた物質量濃度標準物質の製造方法 |
技術分野 |
情報・通信 |
機能 |
検査・検出 |
適用製品 |
物質量濃度標準物質の値付け方法 |
目的 |
試料の種類によらない一次標準物質(認証標準物質)にトレーサブルな物質量濃度標準物質の値付け方法を提供する。 |
効果 |
FCSは分子の形状等によらず分子数の定量が可能な点に特長があるため、物質量濃度一次標準物質(認証標準物質)もしくはそれにトレーサブルな標準物質を用いてFCSの測定領域体積を規定することで、鎖長や配列の異なる核酸並びにタンパク質のような様々な値付け対象標準物質に対して、迅速(分オーダー)かつ簡便(精製等のプロセス無し)に一次標準(認証標準)にトレーサブルな物質量濃度の値付けが可能になる。 |
技術概要
 |
蛍光染色した物質量濃度一次標準物質(認証標準物質)もしくはそれにトレーサブルな標準物質をFCS測定し、測定結果からFCS測定の測定領域中の分子数Nを求め、前記物質量濃度一次標準物質(認証標準物質)の認証標準濃度Cとアボガドロ数N↓Aから、前記測定領域の体積Vを、次式:V=N/(N↓A×C)により算出して求める工程1と、蛍光染色した値付け対象物質をFCS測定で測定し測定結果からFCS測定の測定領域中の分子数を求め、当該求めた分子数と、前記工程1で求めた測定領域の体積Vから、前記値付け対象物質の物質量濃度を、次式:物質量濃度=当該求めた分子数/(N↓A×V)により算出して求めた値で物質量濃度標準物質として値付けする工程2と、からなる物質量濃度標準物質の値付け方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|