脈絡膜の血管網を選択的に可視化し解析する光干渉断層計装置及びその画像処理プログラム

開放特許情報番号
L2015001534
開放特許情報登録日
2015/10/7
最新更新日
2018/3/28

基本情報

出願番号 特願2013-124960
出願日 2013/6/13
出願人 国立大学法人 筑波大学
公開番号 特開2015-000131
公開日 2015/1/5
登録番号 特許第6278295号
特許権者 国立大学法人 筑波大学
発明の名称 脈絡膜の血管網を選択的に可視化し解析する光干渉断層計装置及びその画像処理プログラム
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品、情報・通信
機能 機械・部品の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 光干渉断層計装置及びその画像処理プログラム
目的 OCT計測データから、脈絡膜の層内に存在する脈絡膜血管網のみの画像データを選択的に抽出し、該画像データから脈絡膜血管の太さや、脈絡膜血管網の厚さを正確に得て、脈絡膜血管網の定量評価を可能とする。
効果 従来、眼科診断に必須であるにもかかわらず侵襲的にしか得られなかった眼底造影と近しい画像情報を非侵襲に得ることが可能とする。
ドップラー機能を有しない通常のOCT装置で得られた画像の画像処理で得られたデータを利用することにより、眼底血管の血管系などの定量評価を可能とする。なお、本発明を、ドップラーOCT画像に適用すれば、従来、さらに高コントラストな擬似眼底造影像を得ることができる。
技術概要
光干渉断層計と、該光干渉断層計で取得したOCT計測データに基づき三次元のOCT断層画像を得て、該三次元のOCT断層画像の画像処理を行うコンピュータと、を備えた脈絡膜の血管網を選択的に可視化し解析する光干渉断層計装置であって、
前記コンピュータは、前記三次元のOCT断層画像から脈絡膜の血管の画像のみを選択的に分離して脈絡膜の血管の画像データを取得する手段、及び脈絡膜の血管の画像データに基づき脈絡膜の血管の形状の定量評価を行うためのデータを得る手段、として機能し、
前記脈絡膜の血管の画像データを取得する手段は、OCT計測データから脈絡膜の断層画像データを抽出し、該脈絡膜の断層画像データから脈絡膜における深さ方向の等間隔ごとの位置でスライスした画像のデータを抽出して、該スライスした画像のデータから脈絡膜の血管の画像データを得る構成であることを特徴とする脈絡膜の血管網を選択的に可視化し解析する光干渉断層計装置。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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