出願番号 |
特願2014-542136 |
出願日 |
2013/10/15 |
出願人 |
公立大学法人福島県立医科大学、国立大学法人東北大学 |
公開番号 |
WO2014/061647 |
公開日 |
2014/4/24 |
登録番号 |
特許第6348845号 |
特許権者 |
公立大学法人福島県立医科大学、国立大学法人東北大学 |
発明の名称 |
プレニルオキシキノリンカルボン酸誘導体 |
技術分野 |
化学・薬品 |
機能 |
材料・素材の製造、安全・福祉対策 |
適用製品 |
プレニルオキシキノリンカルボン酸誘導体 |
目的 |
体重増加抑制剤の有効成分として、副作用が少ない脱共役作用を有する化合物を開発し、提供する。 |
効果 |
本発明の体重増加抑制剤によれば、個体に対する副作用が少ない脱共役剤を有効成分とする体重増加抑制剤を提供することができる。
本発明の免疫抑制剤によれば、本発明のプレニルオキシキノリンカルボン酸誘導体を有効成分とする免疫抑制剤を提供することができる。 |
技術概要
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新規脱共役剤として、細胞性粘菌の1種であるPolysphondylium pseudo-candidum由来の低分子化合物Ppc1を見出した。Ppc1は、従来、培養細胞の増殖抑制作用を示すことのみが知られていた(Kikuchi H. et al., 2010, Tetrahedron, 66:6000−6007)。本発明者らは、今回Ppc1がミトコンドリアのプロトン濃度勾配やATP合成を阻害しないこと、及び脱共役作用によりプロトンのミトコンドリア内膜通過によって、ATP生産効率を低下させることを明らかにした。Ppc1は、ATP合成における脱共役作用が穏やかであることから、細胞障害作用が低いという利点も有していた。さらに、Ppc1と同様の脱共役作用等を有するプレニルオキシキノリンカルボン酸誘導体の新規化合物も見出した。それらの中には、免疫抑制作用を有するものも見られた。本発明は、これらの新たな知見に基づいてなされたものである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【有】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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