出願番号 |
特願2012-067036 |
出願日 |
2012/3/23 |
出願人 |
日本カイザー株式会社、国立研究開発法人土木研究所 |
公開番号 |
特開2013-199740 |
公開日 |
2013/10/3 |
登録番号 |
特許第5729566号 |
特許権者 |
日本カイザー株式会社、国立研究開発法人土木研究所 |
発明の名称 |
コンクリート平版のせん断補強の形成方法と、道路床版及びフラットスラブ |
技術分野 |
土木・建築 |
機能 |
環境・リサイクル対策、安全・福祉対策、その他 |
適用製品 |
道路床版、フラットスラブ、鉄筋コンクリート、せん断補強 |
目的 |
コンクリート平版のせん断補強の形成方法に関し、従来のコンクリート平版の形成方法では、補強の割には製作手間と配筋の手間がかかり、更に製作コストが嵩むのが課題であった。本発明はこれを解決する手法である。 |
効果 |
せん断補強筋は直線状の鉄筋を波形に曲げて形成し、番線などで固定するだけでよく作業も簡単で、工期短縮でき低コストで効率的なせん断補強となる。本発明の形成方法で道路床版とすれば、移動荷重に対して優れたせん断補強対策となる。自動車の走行タイヤの走行範囲に本発明の形成方法を適用した床版として、せん断耐力を向上させるのでライフサイクルコスト低減にも繋がる。また、同様に、柱との接続部に前記平版を有するフラットスラブとすれば、スラブ厚を増大させず、せん断力に強く抵抗して、パンチング破壊対策に適したフラットスラブとなる。 |
技術概要
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本発明は、縦・横に格子状にして配筋され平版の中で上位置に配設される上端筋と、縦・横に格子状にして配筋され平版の中で下位置に配設される下端筋とを型枠内に配設し、型枠内にコンクリートを打設して形成されるコンクリート平版の形成方法である。上端筋に波形のせん断補強筋を一方向に上方向から載置して並設させて、又は、上端筋に波形のせん断補強筋を互いに直交する方向に上方向から載置して並設させて、前記せん断補強筋を前記上端筋に固定手段で固定した後、型枠内にコンクリートを打設して形成するコンクリート平版のせん断補強の形成方法とするものである。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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