出願番号 |
特願2010-189462 |
出願日 |
2010/8/26 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2012-050229 |
公開日 |
2012/3/8 |
登録番号 |
特許第5572035号 |
特許権者 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 |
パンタグラフの接触力変動低減方法及びパンタグラフ |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
接触力変動の低減が可能なパンタグラフ |
目的 |
高周波成分を比較的含まない信号を使用してアクティブ制御を行うパンタグラフの接触力低減方法を提供する。 |
効果 |
最低限必要な信号はパンタグラフの枠組みの変位のみであって、従来のPID制御のような、高周波成分を含む舟体内部の歪や舟体の加速度などを必要としない。したがって、PID制御よりも高い周波数域(例えば1〜2Hz)での接触力変動量を低減できる。
制御できるパラメータは制限されるが、高周波成分を含む信号が含まれないので、制御系を安定に実現することができる。ただし、高周波成分の問題が無視できる場合などには、速度信号や接触力信号をフィードバックすることもでき、より自由にパンタグラフの動特性を制御できる。 |
技術概要
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電気鉄道の車両に電力供給する架線に押し当てられる摺り板を有する舟体、前記車両の屋根上に前記舟体を昇降可能に支持する枠組み、該枠組みに、前記舟体を略一定の力で押し上げる押上力を与える手段、及び、前記架線と前記摺り板との間の上下方向接触力を動的に制御するアクチュエータ、を備えるパンタグラフにおける、前記接触力の変動を低減する方法であって、
前記パンタグラフをモデル化した力学系に仮想的なばねと減衰要素を付加することにより前記パンタグラフの機械的なインピーダンスを変えて共振周波数を調整し前記接触力の変動を低減するように前記アクチュエータを制御することを特徴とするパンタグラフ接触力変動低減方法。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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