連続運転を可能にする微粉捕集用バッグフィルター

開放特許情報番号
L2015000985
開放特許情報登録日
2015/5/8
最新更新日
2017/12/29

基本情報

出願番号 特願2013-233609
出願日 2013/11/12
出願人 植松 康行
公開番号 特開2015-093233
公開日 2015/5/18
登録番号 特許第5707631号
特許権者 植松 康行
発明の名称 連続運転を可能にする微粉捕集用バッグフィルター
技術分野 化学・薬品、食品・バイオ、金属材料
機能 材料・素材の製造、環境・リサイクル対策、洗浄・除去
適用製品 バッグフィルター
目的 パルスジェットにより微粉捕集バッグで捕集した残留微粉を除去しても、捕集した残留微粉は微粉捕集用バッグフィルター底部に沈降することなく浮遊して再び微粉捕集バッグに付着して微粉捕集バッグの目詰まりを起こし、搬送ガスの供給源であるブロワーは吐出圧力が高くなると共に発熱し、動力アップを起こしてトリップする。ブロワーをトリップさせずに微粉捕集バッグで捕集した残留微粉を除去し、連続運転を可能にする微粉捕集用バッグフィルターを提供することにある。
効果 従来の微粉捕集用バッグフィルターよりも、搬送ガスの供給源であるブロワーをトリップさせずに微粉捕集バッグで捕集した残留微粉を除去し、連続運転を可能にする微粉捕集用バッグフィルターを提供することができる。それにより、よりブロワーをトリップさせない連続運転及び稼働率を向上させた連続運転が可能になる。
技術概要
搬送ガス供給部と微粉処理部との間で搬送ガスを循環させる微粉処理部への微粉搬送で、搬送後ガスから残留微粉を捕集するために、搬送後ガス導入部と、微粉捕集バッグを有する残留微粉捕集部と、残留微粉捕集後ガス収容部と、残留微粉捕集後ガス排気部と、捕集した残留微粉除去部と、除去した残留微粉排出部からなる微粉捕集用バッグフィルターにおいて、残留微粉捕集後ガス収容部に縦方向の仕切りを設けて残留微粉捕集後ガス収容部を分割し、分割した残留微粉捕集後ガス収容部毎に、排気弁を有する前記残留微粉捕集後ガス排気部を設けたこと、および、残留微粉捕集後ガス収容部の仕切りを延長する仕切りを、少なくとも微粉捕集バッグの底部の高さまで設けて残留微粉捕集部を分割したこと、更には、排気弁を自動制御弁とし、捕集した残留微粉の除去時間を設定できることを特徴としており、残留微粉捕集後ガス収容部を、残留微粉を捕集した残留微粉捕集後ガスの流れのない状態に、その下の微粉捕集バッグ周辺を、残留微粉を含んだ搬送後ガスの流れのない状態にすることにより微粉の沈降を促進することにある。
イメージ図
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】
対価条件(一時金) 【要】別途打ち合わせによる。
対価条件(ランニング) 【要】別途打ち合わせによる。
希望譲渡先(国内) 【可】 

アピール情報

アピール内容 装置産業の空気力輸送における粉体の中で微粉ほど扱いにくいものはない。バッグフィルターに吸着させて次に払い落す際には、微粉であるがゆえに中々沈降せず、搬送ガスの流れがあると、その流れに乗って再度バッグフィルターに吸着してしまい、その繰り返しで搬送ガスの供給源であるブロワーをトリップさせることとなり、連続運転を維持できないでいる。そこで本発明では搬送後ガス導入部と、微粉捕集バッグを有する残留微粉捕集部と、残留微粉捕集後ガス収容部と、残留微粉捕集後ガス排気部と、捕集した残留微粉除去部と、除去した残留微粉排出部からなる微粉捕集用バッグフィルターにおいて、残留微粉捕集後ガス収容部に縦方向の仕切りを設けて残留微粉捕集後ガス収容部を分割し、分割した残留微粉捕集後ガス収容部毎に、排気弁を有する前記残留微粉捕集後ガス排気部を設けたことにより、パルスジェットで払い落した微粉を再度吸着しないようにガス排気の流れの無い部分を設けて微粉を沈降させる。更には残留微粉捕集後ガス収容部の仕切りを延長する仕切りを、少なくとも微粉捕集バッグの底部の高さまで設けて残留微粉捕集部を分割することにより、完全に微粉が沈降するのを待って、分割した残留微粉捕集部を順次、排気弁を自動制御弁とし、微粉の吸着していないバッグフィルターの微粉捕集部を造り、切り替えていく制御用の微粉捕集用バッグフィルターである。
出展実績 1.特許第5387931号 「省エネを考慮した保冷具」 複数の冷凍保冷剤を収 納できる収納部を持ち、出し入れ部を持ち、用途に応じ、必要な分だけ、冷却した予 備の冷凍保冷剤の追加又は交換が行えることを特徴とする保冷具。
2.特許第5387932号 「放射能汚染骨材を中心部に活用した波消し構造物の 製造方法」中心部材の外側に放射能を遮蔽する外装部材を設けた波消し構造物の製造方法であって、中心部材に宙吊り部材を設けて、宙吊りにした中心部材の外側の空隙の外装部材型枠に放射能汚染されていない骨材と結合材を流して外装部を形成した波消し構造物の製造方法
3.特許第5407086号 「防音壁取付けサポートを利用したソーラーパネル 取付け構造」鉄道及び道路路肩の防音壁の遮音板背面の太陽光の当たる部分に、隙間部挿入薄板に、ソーラーパネルを一括セットしたものをサポートと遮音板背面の隙間に上から落とし込み、簡単にソーラーパネルを取付け出来る。安価な設備で済むと共に、補機設備の設置のための空地も容易に確保できる。

登録者情報

登録者名称 植松 康行

技術供与

ノウハウ提供レベル
量産仕様の提供 【可】
特殊仕様の提供 【可】
技術指導 【否】
技術指導料 【不要】 
コンサルティング 【 】
期間 別途相談とする。
コンサルティング料 【不要】 

事業化情報

事業化条件
特別資格 【不要】 
必要設備 【無】 
必要環境 【無】 
設備費用 【無】 
ポテンシャル 【不要】 
マーケット情報 【無】 
質的条件
事業化実績 【無】 
追加開発 【不要】 
その他情報 【不要】 

その他の情報

その他の提供特許
登録番号1 特許第5387931号
登録番号2 特許第5387932号
登録番号3 特許第5407086号
登録番号4 特許第5688595号
登録番号5 特許第5686306号
その他 6件以上 【有】
関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
試作品評価 【否】
設備売却の意思 【無】
設備購入ルート
自社ルート提供 【否】
設備メーカ紹介 【否】
販売ルート
自社ルート提供 【否】
販売会社紹介 【否】
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