出願番号 |
特願2012-219780 |
出願日 |
2012/10/1 |
出願人 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 |
特開2014-072150 |
公開日 |
2014/4/21 |
登録番号 |
特許第6150269号 |
特許権者 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
発明の名称 |
再生型燃料電池 |
技術分野 |
電気・電子、金属材料 |
機能 |
材料・素材の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
再生型燃料電池 |
目的 |
水素ガス、酸素ガス、水を一切外部に排出せずに再使用できるようにした閉鎖系の燃料電池を提供する。 |
効果 |
本願発明に係る燃料電池は、前述のように貯槽における水の蒸気圧を制御して適切な水分を高分子膜に供給することができるので、全体を閉鎖系とした状態でも運転を継続できる。また、タンク及び/又は貯槽における圧力を計測する圧力ゲージを備え、その計測結果に基づいて、気液分離部及び/又は水を貯蔵する貯槽の液面高さを制御して気体に体積変化を起こさせることにより、アクティブに高分子膜の両側に発生する差圧を所定範囲に抑えるようにしたことにより、酸素ガスと水素ガスとが混合することを確実に防止することができる。 |
技術概要
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貯槽2及び2’に予め液体の水が収容されており、この水を高分子膜に供給するための水として利用する。貯槽2及び2’の温度を個別に制御することによって、貯槽において水の蒸気圧を所定の値に設定する。この水の蒸気圧の設定には、圧力ゲージ6及び6’を使用することができる。このそれぞれの貯槽における設定された蒸気圧に基づいてガス化した水を、貯槽2からは酸素と共に、貯槽2’からは水素と共に、スタック10に供給する。このような構成にすることによって、外部から水を供給することなく、高分子膜に含まれる水の量を調節し、高分子膜の湿潤状態を維持することができる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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