出願番号 |
特願2013-111970 |
出願日 |
2013/5/28 |
出願人 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
公開番号 |
特開2014-231253 |
公開日 |
2014/12/11 |
登録番号 |
特許第6195237号 |
特許権者 |
国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構 |
発明の名称 |
QTW機の飛行制御システム |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
機械・部品の製造、制御・ソフトウェア、安全・福祉対策 |
適用製品 |
タンデム翼形態垂直離着陸機全般の飛行制御システム |
目的 |
機体形状が変化することに伴う操縦舵面能力の適切な分配、従来の航空機と同様の操縦方法を達成しつつ、機体運動モデルのモデル化誤差や4つある動力源の性能差等の正確な想定が困難な事項に対処する飛行制御システムの構成、飛行制御則の搭載を含むこれらの技術のトータルインテグレーションを得ることにより安定飛行の問題を解決するQTW機を提供する。 |
効果 |
ティルト角90[deg]から0[deg]までのすべてのティルト角において、QTW機は安定かつ操縦者の意図する姿勢角を保持することが可能となり、安全な飛行が可能となる。特に、飛行機モードにおいて、機体ヨーレートが発生した場合には、対抗するヨーレートを発生するよう動力源へ印加するコマンド指令値に差を持たせる"パワーラダー"機能を持たせることにより、個々の動力源の推力を推定/測定することなく動力源の性能差に対処することが出来、その結果、ヨー回転の安定化が可能となり、安定性の向上が確保される。 |
技術概要
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4発のプロペラはモータ回転数制御装置によりそれぞれのモータで独立駆動され、前後翼のティルト角はティルトサーボ装置により、前後翼の左右のフラッペロンはフラッペロンサーボ装置により、垂直尾翼のラダーはラダーサーボ装置により制御される4発ティルト翼機の飛行制御システムであって、前記制御の信号を発信するコンピュータは操縦信号処理計算機と制御用計算機とを備え、当該コンピュータはティルト角によって変化する空力舵面のコントロールパワーを考慮した操縦舵面分配システムを用いて機体運動制御に適切な操縦舵面能力の分配をあらかじめ定めるようにしたことを特徴とするQTW機の飛行制御システム。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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