出願番号 |
特願2011-167603 |
出願日 |
2011/7/29 |
出願人 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
公開番号 |
特開2013-028317 |
公開日 |
2013/2/7 |
登録番号 |
特許第5616856号 |
特許権者 |
公益財団法人鉄道総合技術研究所 |
発明の名称 |
鉄道車両の車体傾斜制御装置 |
技術分野 |
輸送 |
機能 |
制御・ソフトウェア、機械・部品の製造 |
適用製品 |
鉄道車両の車体傾斜制御装置 |
目的 |
部品点数の増加を防止しつつ、アクチュエータの応答性を向上し、さらに、制御安定性を確保することが可能な車体傾斜制御装置を提供する。 |
効果 |
実測による変位センサの検出信号に含まれる車体の傾斜制御に不必要な成分をローパスフィルタによって減衰させることができ、加速度によるフィードバック制御量と変位量によるフィードバック制御量とにより、サーボ弁の駆動制御を行うことができる。したがって、圧力センサを別途設ける場合と比較して部品点数を低減しつつ、アクチュエータの応答性を向上し、さらに、制御安定性を確保することができる。
変位センサの検出信号を簡単な構成で加速度信号に変換することができる。 |
技術概要
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車体を曲線路の遠心方向逆側に傾斜可能な振り子式台車を備えた鉄道車両の車体傾斜制御装置において、
シリンダの伸縮動作によって前記車体の傾斜角度を制御するアクチュエータと、前記シリンダによる伸縮動作の変位量を検出する変位センサと、前記シリンダによる伸縮動作の変位目標値に基づき加速度目標値を求める加速度目標値算出手段と、前記変位センサの検出結果に基づき前記シリンダによる伸縮動作の実加速度を求める実加速度算出手段と、前記加速度目標値算出手段と前記実加速度算出手段との算出結果に基づき加速度のフィードバック制御量を算出する加速度フィードバック制御量算出手段と、前記変位センサの検出結果と前記変位目標値とに基づき変位フィードバック制御量を算出する変位フィードバック制御量算出手段とを備え、
前記加速度フィードバック制御量算出手段と前記変位フィードバック制御量算出手段との各算出結果に基づき前記シリンダの伸縮動作を制御するサーボ弁を制御することを特徴とする鉄道車両の車体傾斜制御装置。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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