出願番号 |
特願2013-169847 |
出願日 |
2013/8/19 |
出願人 |
八木 秀夫 |
公開番号 |
特開2015-038446 |
公開日 |
2015/2/26 |
登録番号 |
特許第5403776号 |
特許権者 |
八木 秀夫 |
発明の名称 |
屋内配線の接続不良等検出装置、及びこれを用いた接続不良等判定方法 |
技術分野 |
電気・電子、生活・文化 |
機能 |
検査・検出、安全・福祉対策 |
適用製品 |
屋内配線の接続不良検査装置、 電気火災防止の検査装置 |
目的 |
本検査装置は、普段の生活では気付きにくい場所での火災原因となる配線接続不良、例えば、壁のコンセントボックス内の接続部分や天井裏での分岐接続部等について、異常な過熱が予測される接続不良配線を容易に検出する、或いは、壁コンセントのプラグ接触面の著しい絶縁低下を容易に検出して、住居での電気火災を予防する。 |
効果 |
1.天井裏での屋内配線接続不良による過熱有無を天井裏に上らないで容易に検査できる。
2.分電盤から壁コンセントまで、配線電路にある接続部全てを対象に過熱線を検査できる。
3.100X通電中の壁コンセント差込口に検査装置のプラグを接続するだけで測定できる。
4.消費電力50〜1000Wの通常使用で過熱する接続不良線を、ほぼ100%検出できる。
5.過熱する接続不良線を発火前に検出する事で、天井裏等からの電気火災を防止できる。 |
技術概要
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屋内配線に使用されるFケーブル内の100X電源供給2線は、分電盤から壁コンセントまで2線各々ほぼ同じ長さで設置される。2線各々の素線材料の直径差は通常1%以下であり、接続点が多数の配線でも良好な接続であれば2線各々の導通抵抗値はほぼ同じ値となる。例として素線径2mmのケーブルで配線長さ50mの場合、その導通抵抗値は280mΩであり接続部が良好な場合、2線各々の導通抵抗値差は10mΩを超えない。しかし、接続部が異常な過熱となる場合、接続部の導通抵抗は50〜100mΩ以上増加しており抵抗値差が大きい。本特許は2線に同一電流を流し、2線各々に電圧降下成分を発生させ、各々の電圧降下波形から差電圧成分を求めて、屋内配線電路における異常な導通抵抗の増加有無を検査する。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【可】
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特許権実施許諾 |
【可】
対価条件(一時金) |
【要】 |
対価条件(ランニング) |
【要】 |
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