魚介類からの有用物の抽出分離方法
- 開放特許情報番号
- L2015000627
- 開放特許情報登録日
- 2015/3/27
- 最新更新日
- 2017/11/16
基本情報
出願番号 | 特願2013-098178 | ||||||||
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出願日 | 2013/5/8 | ||||||||
出願人 | 静岡県 | ||||||||
公開番号 | |||||||||
公開日 | 2014/11/20 | ||||||||
登録番号 | |||||||||
特許権者 | 静岡県 | ||||||||
発明の名称 | 魚介類からの有用物の抽出分離方法 | ||||||||
技術分野 | 食品・バイオ | ||||||||
機能 | 食品・飲料の製造 | ||||||||
適用製品 | 魚介類からの有用物、特に魚介類エキス | ||||||||
目的 | 原料となる魚の保存状態、品質、魚種、大きさ等にできる限り制約されず、広範囲の原料に適応でき、頭や内臓の除去等の手間のかかる前処理を省いた効率的な魚介類エキスの製造方法を提供する。 | ||||||||
効果 | 本発明により、従来魚介類からのエキスを抽出する際に課題となっていた、加熱による酸化臭や苦味の発生を抑制し、煮熟によるうまみ成分等の流出を抑制する。
このことにより、従来原料として使えなかった脂肪が多い魚種も、エキス製造用の原料として利用でき、濃縮不要な濃度の高いエキス成分が回収され省エネでかつ排水処理のコストが低減できる。 |
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技術概要 |
本発明は、魚介類のエキスを製造する方法で、以下のステップからなる。
@原料となる魚を頭、内臓を除去せずに丸ごとミンチ化する。 Aミンチ化した原料魚肉を、ジュール加熱やスチーム加熱等により短時間加熱する。 B遠心分離等により固液分離し、エキスを得る。 この方法により、 ・加熱による酸化臭や苦味の発生を抑制。 ・煮熟による旨味成分や栄養成分の流出を抑制し、排水量の大幅減。 ・従来、原料として使えなかった脂肪が多い魚種でも、エキス製造用の原料に利用できる。 ・抽出エキス成分が従来の2倍と効率的なエキス回収が可能。 ・濃縮不要な濃度の高いエキス成分が回収可能。 |
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実施実績 | 【無】 | ||||||||
許諾実績 | 【有】 | ||||||||
特許権譲渡 | 【否】 | ||||||||
特許権実施許諾 | 【可】
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登録者情報
登録者名称 | |
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技術供与
技術指導 | 【可】
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その他の情報
関連特許 |
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