出願番号 |
特願2014-266738 |
出願日 |
2014/12/26 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2016-123343 |
公開日 |
2016/7/11 |
登録番号 |
特許第6478392号 |
特許権者 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 |
核酸リンカー |
技術分野 |
食品・バイオ、有機材料 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
cDNAディスプレイ用の新規なピューロマイシンリンカー オリゴヌクレオチド |
目的 |
自動化ハイスループットシステムに適用可能な、迅速、簡便でかつ正確なcDNAディスプレイ方法のための新規な核酸リンカーの提供。 |
効果 |
本発明のピューロマイシンリンカーオリゴヌクレオチドは、無細胞翻訳系であっても高い翻訳効率を達成でき、かつmRNAタンパク質融合体の精製から逆転写によるcDNAタンパク質融合体の形成、及びcDNAタンパク質融合体の精製までの一連の工程を、すべて単一の金属(Ni)担体表面で高純度に迅速かつ高収率で行え、リンカー中にビオチン分子を設けないことで、ビオチン分子を含む領域の切断工程が省略できた利点と共に、ライゲーション付近の立体障害となる物質が取り除かれたことによるライゲーション反応の効率化及び転写反応の効率化という利点も持つ。 |
技術概要
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標的mRNAと特異的にハイブリダイズすることが可能な一本鎖DNAからなる主鎖と、ピューロマイシンを3'末端に有する側鎖とから構成される分岐した核酸リンカーであって、
前記側鎖は、他の一端にオリゴdA領域を有し、当該オリゴdAを介して前記一本鎖DNAポリヌクレオチド鎖中の修飾塩基と共有結合しており、かつ前記オリゴdA領域と前記ピューロマイシンとの間にはスペーサー領域が含まれており、
前記主鎖は、5'末端に前記mRNAとライゲーション可能な部位、及び当該部位に隣接して前記mRNAとハイブリダイズし得る領域を有し、かつ3'末端に前記mRNAが逆転写される際のプライマーとなるプライマー部位を有していることを特徴とする、核酸リンカー。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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