有機薄膜太陽電池及び有機薄膜太陽電池内の酸素濃度検出装置

開放特許情報番号
L2015000557
開放特許情報登録日
2015/3/23
最新更新日
2019/2/20

基本情報

出願番号 特願2014-262800
出願日 2014/12/25
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2016-122768
公開日 2016/7/7
登録番号 特許第6456685号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 有機薄膜太陽電池
技術分野 電気・電子、情報・通信
機能 機械・部品の製造、検査・検出
適用製品 有機薄膜太陽電池及び有機薄膜太陽電池内の酸素濃度検出装置
目的 有機薄膜太陽電池構成部内に水分・酸素の侵入がいずれはあるものと想定し、有機薄膜太陽電池構成部内に組み込んだ酸素センサを用いて酸素濃度を非破壊・非接触で検出し、素子性能劣化の予測や酸素侵入箇所の補修を可能とする。
効果 有機薄膜太陽電池構成部内に組み込んだ酸素センサを用いて酸素濃度を非破壊・非接触で検出することで、有機薄膜太陽電池の素子性能劣化を予測し酸素侵入箇所の補修などにより有機薄膜太陽電池の長寿命化を図ることができる。
封止の局所的破損を可視化することで応力の局所集中による封止の破れに起因する電池性能劣化が心配されるフレキシブル有機薄膜太陽電池において、ピンポイントで封止劣化箇所を特定・補修でき、有機薄膜太陽電池の品質管理・長寿命化に貢献できる。
技術概要
機薄膜太陽電池10は、基材11の上に積層された下部電極層12、有機薄膜光電変換層13、及び上部電極層14と、上部電極層14の上方に離間対向して配置された酸素センサ16と、中空の封止基材17とより構成される。酸素センサ16は、基材11と封止基材17との間に封止された太陽電池構成部の酸素濃度を非破壊で検出可能とするため、酸素透過性の高いマトリックス部16b内に、酸素濃度により発光強度又は色が変化する物質16aを分散させたものが用いられる。封止基材17の内部の密閉空間は、窒素ガスを充填したギャップ又は接着層15とされている。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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