出願番号 |
特願2013-075502 |
出願日 |
2013/3/30 |
出願人 |
直井 孝二 |
公開番号 |
特開2014-198976 |
公開日 |
2014/10/23 |
登録番号 |
特許第5663052号 |
特許権者 |
直井 孝二 |
発明の名称 |
小便受け装置 |
技術分野 |
土木・建築、生活・文化 |
機能 |
機械・部品の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
洋式便器、和式便器、小便器、洗浄便座 |
目的 |
洋式、和式便器において立ち小便をすると、便器内の貯水を跳ね上げて多量の汚水滴が便器内外に飛散し、腐敗して悪臭を放つ。小便器においても、尿を受け止める壁面と底面で尿が跳ね返って、同様となる。尿勢が強いほど、便器内外に飛散する汚水滴の量も多くなるために、尿勢のよい爽快な立ち小便とトイレの衛生維持の両立は困難であった。本発明は、この課題を解決する目的で開発した画期的な小便受け装置である。 |
効果 |
本装置は洋式、和式便器内に設置するか、小便器に形成して設置する。いずれの場合も強い勢いの尿を受け止め、周囲に飛散させることなくその勢いを減じて便器内に排出する。また小便器においては覗き穴の設置により、立ち位置に起因する尿汚染を軽減する効果が付加される(図3)。よって尿勢のよい爽快な立ち小便を行いながら、便器や周囲の尿汚染を高度に防止して容易な衛生管理・維持を実現する。さらに本装置を回転展開すると平面体となり、容易に洗浄便座内に組み込めるので、この場合には小便器を必要としない画期的便器(図4)を実現する。 |
技術概要
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本装置は小便を受けるためのものであって、所定高さを有し、平面視V字状にして所定間隔を置いて対設された左右の第一小便受け面部2及び第二小便受け面部3を有し、更に、一端縁部が前記第一小便受け面部2の内端縁部に連設され、他端縁部が前記第二小便受け面部3の内端縁部に連設された凹条部4を有し、前記第一小便受け面部2の内端縁部若しくは前記凹条部4には、内方に向かって突出する可撓性を具備した逆流防止弁体5が設けられたものである(図1)。
この装置においては、尿流6,7,8が、逆流防止弁体の可塑の度合いおよび尿流と逆流防止弁との密着性を高め、かつ係る均衡を保つように作用する(図2)。この作用が、逆流防止弁体部における尿の飛散と、凹条部内から小便受け面部方向への尿の逆流を、高度に防止することを可能にした。 |
イメージ図 |
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実施実績 |
【試作】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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