出願番号 |
特願2010-237786 |
出願日 |
2010/10/22 |
出願人 |
日本放送協会 |
公開番号 |
特開2012-088667 |
公開日 |
2012/5/10 |
登録番号 |
特許第5581171号 |
特許権者 |
日本放送協会 |
発明の名称 |
光変調素子およびこれを用いた空間光変調器 |
技術分野 |
情報・通信、電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造、機械・部品の製造 |
適用製品 |
光変調素子およびこれを用いた空間光変調器 |
目的 |
駆動電極に透明電極を適用する必要がなく、また、開口率を増大させることができると共に、効率的な偏光変調を行なうことができ、さらに、空間光変調器に使用する場合に、磁化反転動作を正確に検知することができる光変調素子およびこの光変調素子を用いた空間光変調器を提供する。 |
効果 |
一対の駆動電極に透明電極を適用する必要がないため、空間光変調器の省電力化を図ることができる。また、スピン注入の効率が向上し、効率的なスピン注入磁化反転を行なうことができるため、効率的な偏光変調を可能とする。また、光の入射面(出射面)の面積を通常のスピン注入磁化反転素子の2倍以上とすることができるため、開口率を増大させた画素とすることができる。さらに、下部素子を形成することで、上部素子での磁化反転動作を正確に検知することができる。 |
技術概要
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光を透過させる基板上に形成され、磁化自由層と、上部中間層と、上部磁化固定層とがこの順序で積層された上部素子と、前記基板と前記磁化自由層との間に形成される下部素子とを備えるスピン注入磁化反転素子構造を有し、前記上部素子の上部磁化固定層上に接続した一対の駆動電極間に電流が供給され、前記磁化自由層の磁化方向を変化させることによって前記基板を透過して入射した光をその偏光方向を変化させて回折して出射する光変調素子であって、
前記上部素子の上部磁化固定層は、同一平面上に分離した2つの上部磁化固定層からなり、前記2つの上部磁化固定層は、互いに反平行な磁化に固定され、かつ前記磁化自由層よりも保磁力の大きい磁性体であり、
前記下部素子は、補助電極と、下部磁化固定層と、下部中間層とがこの順序で前記基板側から積層されたものであり、前記基板側に当該基板を透過した光を前記磁化自由層に入射させるための窓部が形成され、
前記駆動電極の一方と前記補助電極との間の電気抵抗は、前記駆動電極間の電気抵抗に比べて大きいことを特徴とする光変調素子。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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