放電発生状況評価装置及び評価方法

開放特許情報番号
L2015000212
開放特許情報登録日
2015/2/13
最新更新日
2021/6/14

基本情報

出願番号 特願2013-090307
出願日 2013/4/23
出願人 国立大学法人九州工業大学
公開番号 特開2014-215076
公開日 2014/11/17
登録番号 特許第6041213号
特許権者 国立大学法人九州工業大学
発明の名称 放電発生状況評価装置及び評価方法
技術分野 情報・通信
機能 検査・検出
適用製品 放電発生状況評価装置及び評価方法
目的 静電気放電(ESD)試験装置を用いた試験において、基板などの試験サンプルで放電が発生したタイミング及び絶縁破壊電圧を明らかにする。
効果 絶縁破壊が発生したタイミング(電圧印加後の発生時刻)及び絶縁破壊電圧を知ることができる。それにより、従来の絶縁破壊発生の有無だけでなく、放電発生の状態や破壊電圧値を知ることができるようになる。この結果、印加電圧波形が既知であれば、放電電圧を定義できる。
この電圧を知ることができると、静電気放電ESDのような急峻な電圧波形印加時の放電現象を理解するための放電物理の研究が進展するとともに、製品開発や製品検査における放電発生状況のより詳細な把握が可能となる。
技術概要
本発明は、静電気放電試験器より試験サンプルにインパルス電圧又は電流を印加することにより発生した放電又は絶縁破壊状況を評価する。電磁波アンテナは、静電気放電試験器駆動時および放電又は絶縁破壊発生時にそれぞれ静電気放電試験器と試験サンプルより発生する放射電磁波信号を計測する。評価部本体は、静電気放電試験器駆動時に発生した放射電磁波信号より求めた印加電圧発生時刻と、絶縁破壊発生時に発生した放射電磁波信号から求めた放電発生時刻との時間差から求めた電圧印加後の絶縁破壊発生タイミングTFO、及び絶縁破壊電圧VFOを取得し、かつ表示する。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 異常検知以外にも定常的に発生する部分放電の検知(空気清浄機等)にも対応でき、例えば、インテリジェントビルやスマートハウスへ有用となりうる技術です。特許第5975333の関連特許です。 実用化に近い技術です。

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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