電気化学測定用の金ナノ粒子含有カーボン薄膜電極及び当該電極を用いたヒ素イオンの電気化学検出法

開放特許情報番号
L2014002356
開放特許情報登録日
2014/12/18
最新更新日
2019/1/30

基本情報

出願番号 特願2014-195454
出願日 2014/9/25
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2016-065815
公開日 2016/4/28
登録番号 特許第6433740号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 電気化学測定用の金ナノ粒子含有カーボン薄膜電極及び当該電極を用いたヒ素イオンの電気化学検出法
技術分野 情報・通信
機能 検査・検出
適用製品 電気化学測定用カーボン薄膜電極
目的 電極として十分な導電性を有し、なおかつヒ素に対して優れた電極触媒活性を有する金ナノ粒子含有カーボン薄膜電極、及び、その簡便な製造方法を提供すること。
効果 金の電着の工程を経ることなく、ヒ素の電気化学測定に優位な金ナノ粒子を含有するカーボン薄膜電極を容易に作製できる。金ナノ粒子含有カーボン薄膜電極は、金成分とカーボン成分とを独自に制御して成膜されるため、金ナノ粒子の含有量を再現性良く制御できる。これにより、当該カーボン薄膜電極内に含有される金成分は繰り返しの測定や長期保存時に対する金ナノ粒子の溶出ならびに脱落の可能性もほとんどない。そのため、従来の金電着カーボン薄膜電極等に比べ、より高感度かつ安定にヒ素を計測することが可能なカーボン薄膜電極を提供できる。
技術概要
測定対象溶液中でヒ素イオンを還元堆積および酸化溶出に基づく電極反応により検出するための電気化学測定用カーボン薄膜電極であって、電気化学測定用カーボン薄膜電極は、炭素間の結合様式についてsp2結合とsp3結合とが混在する微結晶ドメインより構成されており、これによりグラファイトカーボン電極およびグラッシーカーボン電極よりも広い範囲の電位窓を有し、かつ、金ナノ粒子を均一に含有することを特徴とする。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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