出願番号 |
特願2010-250535 |
出願日 |
2010/11/9 |
出願人 |
独立行政法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2012-104308 |
公開日 |
2012/5/31 |
登録番号 |
特許第5598920号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
固体酸化物燃料電池用電解質緻密材料の製造方法 |
技術分野 |
電気・電子 |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
固体酸化物燃料電池用電解質材料において、中低温で伝導率に優れ、化学的に安定である材料を緻密化する新規な製造方法 |
目的 |
中低温で作動する固体酸化物燃料電池用電解質材料として利用できる材料、たとえばBZYに関して、原料粉末を緻密化させる添加物の利用により緻密体を製造する技術と、それによって電気伝導率が低下しないようにする技術を開発する。 |
効果 |
本発明の固体酸化物燃料電池用電解質材料は、中低温で電気伝導が高く、固体酸化物燃料電池の電解質材料に適する。これにより、多様な燃料から、中低温で簡便に電気がえられ、化石燃料の代替え発電や地球温暖化阻止に貢献する。燃料電池の成功は産業的にも大きな利益になる。 |
技術概要
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焼結した電解質緻密体に残留して電気伝導を阻害する焼結助剤の元素を、これと密着する電極基板中の他の元素の固相拡散を利用して置換する。例として、電解質はBaZrO↓3であり、その粉末の焼結助剤はInである。電極基盤はNiOドープまたはBaZr↓xY↓(1−x)O↓(3−δ)である。電解質のInは電極のYと置換してBaZr↓xY↓(1−x)O↓(3−δ)になり、良好なプロトン伝導を示す。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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