出願番号 |
特願2011-087767 |
出願日 |
2011/4/11 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2012-218991 |
公開日 |
2012/11/12 |
登録番号 |
特許第5713288号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
金イオン吸着性化合物を担持したメソポーラスシリカおよびそれを用いた金イオン検出センサおよび金回収方法 |
技術分野 |
化学・薬品、無機材料、機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造、機械・部品の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 |
メソポーラスシリカ、金属溶解溶液に含まれる金イオンを効率的に回収する方法、金属溶解溶液に含まれる金イオン濃度を検出するセンサ |
目的 |
鉱石等に含まれる金を効率よく安価に取り出す金イオン検出センサを提供する。 |
効果 |
吸着の応答速度が速いだけでなく、金イオン吸着性化合物への吸着効率が、単独の金イオン吸着性化合物への吸着効率よりも非常に大きくなるとともに、金イオン吸着量も多くなる。また、金イオンの遊離効率も非常に大きく、金イオンを選択的に多量に吸着することができ、金だけを効率良く回収できる。
金イオン吸着性化合物を担持しているメソポーラスシリカはその骨格が強固で、吸着した金イオンもほぼ完全に遊離でき、繰り返し使用することができるため、金の回収費用を小さくすることができ、金イオン濃度センサーとしても使用することができる。 |
技術概要
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有機シリコン化合物および界面活性剤から作製した高秩序化メソポーラスシリカ(HOMS)に、目標金属である金を選択的に吸着するキレート化合物等の金イオン吸着性化合物を担持させる。その金イオン吸着性化合物を担持したHOMSを目標金属である金が溶解された溶液と接触させ、目標金属である金イオンを選択的にHOMSに担持された金イオン吸着性化合物に吸着させる。目標金属である金イオンを吸着した金イオン吸着性化合物を担持したHOMSを化学的処理し、目標金属である金イオンをHOMSに担持された金イオン吸着性化合物から遊離させ、目標金属である金を回収する。金イオンが遊離された金イオン吸着性化合物を担持したHOMSは、再使用できる。この金イオン吸着性化合物を担持したHOMSは金濃度検出センサとしても使用できる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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