出願番号 |
特願2011-096660 |
出願日 |
2011/4/25 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2012-229455 |
公開日 |
2012/11/22 |
登録番号 |
特許第5747250号 |
特許権者 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
発明の名称 |
強度、延性及び衝撃エネルギー吸収能に優れた高強度鋼材並びにその製造方法 |
技術分野 |
金属材料、機械・加工 |
機能 |
材料・素材の製造、鋳造・鍛造、機械・部品の製造 |
適用製品 |
非調質鋼材 |
目的 |
建造物や橋梁等の構造物、自動車の足回り鋼材、機械用歯車等部品に使用される鋼材として、高強度かつ高延性で、エネルギー吸収能に優れた厚鋼板、形鋼、異形棒鋼、棒鋼及び鋼線等の鋼材を製造するに当たって、高価な合金元素を添加せず、製造設備に過大な負荷をかけることなく現有の製造ラインにおいて、多資源・高エネルギーでかつ多工程のために安価かつ所望の鋼材を製造できないという問題を解決する。 |
効果 |
本発明によれば、強度、延性及びエネルギー吸収能に優れた高強度鋼材及び、強度、延性及びエネルギー吸収能に優れた高強度鋼材の製造方法が得られる。
焼鈍処理を施さなくても、更に一段と優れた機械的性質を備えた鋼材が得られ、製品の品質、製造コスト、製造工程及び消費エネルギー的にも従来技術よりも優位となる。
本発明による、高強度かつ高延性で、エネルギー吸収能に優れた厚鋼板や棒鋼・鋼線等は、建造物や橋梁等の構造物、自動車の足回り鋼材、機械用歯車等の部品に使用されることが期待される。 |
技術概要
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本発明は、建造物や橋梁等の構造物、自動車の足回り鋼材、機械用歯車等部品に使用される鋼材として、高強度かつ高延性で、エネルギー吸収能に優れた厚鋼板、形鋼、異形棒鋼、棒鋼及び鋼線等の鋼材を製造するため、安価なMn及びSiを添加した低C鋼を素材とし、短時間圧延処理により、γ/α生成比率を制御した2相組織鋼材を提供することにより解決するものである。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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