沈殿物回収除去装置「うまりリムーバー」

開放特許情報番号
L2014002078 この特許をより詳しくイメージできる、登録者からの説明資料をご覧頂けます
開放特許情報登録日
2014/10/28
最新更新日
2016/3/3

基本情報

出願番号 特願平11-217684
出願日 1999/6/24
出願人 井上 虎男
公開番号 特開2001-009209
公開日 2001/1/16
登録番号 特許第3895505号
特許権者 井上 虎男
発明の名称 沈殿物を収集移送する設備
技術分野 土木・建築、輸送
機能 環境・リサイクル対策、洗浄・除去
適用製品 ダム堆砂の回収除去、(発電、農業、工業、上水道)用水取水口、砂防堰、湖、ため池、沈殿池、水処理設備(沈殿槽、貯留槽)、大型ポンプ吸水口下。
目的 @ ダム: バイパストンネル呑口分派堰設備、ダム内堆砂の排除。
A 取水口・取水路: 沈砂の回収除去。
B 水処理装置: 沈殿槽の沈殿物の回収除去、貯留槽からの沈澱物送出。
C 大型ポンプ設備: 吸水口直下部又は周辺沈澱物の排除。
効果 @ 沈殿物に埋まった状態で吸引できるために、安定、安心な排除ができます。
A 撹拌装置を使用しないために、消耗や機械的トラブルがありません。
B 落差やサイフォンの利用できるところでは、全くの無動力排砂ができます。
C 構成が非常にシンプルであるために、安価にできます。
D ランニングコストが掛からない。
技術概要
水処理装置の水槽においてはポンプの吸込み管端に接続して、沈殿物の回収排除を行い、ダムやため池では落差排出管やサイフォン排出管に接続して、礫砂や泥土の沈殿物を回収除去する装置です。
 構成は、スリット状の吸砂口を水路の直下部や側壁に、水路に沿って設けた集砂管を、水底から少し離して、或は、沈殿物中に埋没させる形で、先端部を沈澱物上に突出させて敷設し、基端側をポンプ又は落差排出管に接続します。
 集砂管部が沈殿物に埋没した状態ても、集砂管内には通水可能な水路が保たれ、何時でもポンプ又は落差によって通水稼働が可能になります。
 通水稼働により先端から沈殿物上の水が吸水されると同時に、スリット状吸砂口からは周辺沈殿物が吸入され、通水に混合されながら排出されます。
イメージ図
実施実績 【有】  本件「うまりリムーバー」と異なる実施形態の製品「うまりポンプ」を本人が製造販売している。
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】
実施権条件 「うまりリムーバー」の実施権、又は、用途業界分野を特定した特許実施権、或は、製品供給契約、販売契約等にも対応します。
対価条件(一時金) 【要】 
対価条件(ランニング) 【要】 

アピール情報

導入メリット 【改善】
改善効果1 ダム: 迂回トンネルを有するダムでは、分派堰に一体化組込することで、砂礫を優先したスムースな迂回ができ、上流中流域ダム内では、浚渫機械設備、労力、動力を全く必要とせず、少ない設備費と維持管理費で、堆砂排除が行えて、持続的ダム機能維持に貢献できます。
改善効果2 取水口:ダムにおける発電用取水口や河川からの上水取水口では、沈砂ポケットの底に、本件うまりリムーバーを敷設して、沈砂を再浮遊させずに排除でき、下流機械装置の負担を著しく改善できる。
 落差、サイフォンの利用できるところでは、完全な無動力設備とすることも出来る。
改善効果3 水処理施設では: 沈殿槽、貯留槽、雨水集水槽等で沈殿物を再浮遊させずに、沈殿物の回収や送出が容易に行えるようになる。
 また、使用するポンプも、撹拌機能のない効率の良い経済性に優れた陸上設置形ポンプや水中ポンプの使用が可能になる。
アピール内容 2014.10.22付 毎日新聞の記事に、会計検査院は、治水機能を持つ全国の543ダムの内、1940〜2012年に作られた211ダムの土砂堆積量を調べ、その内、国土交通省管理の14ダム、道県管理の92ダム、計106ダムが、すでに水門の高さまで土砂が堆積し、洪水を防ぐ機能が低下しているとしました。
この内9府県の20ダムでは完成から13〜63年で、予定の100年分の堆積予測量をオーバーし、更に、4府県の6ダムでは予測量の2倍を超え、宮崎県の渡川ダムでは運用を開始した1956年に堆積予測量を超え、現在では4,4倍もの堆砂があるとして、国土交通省に対し、これらダムの土砂などを取り除くなどの対策を取るように求めたとしております。
日本国内におけるダムは、農業用、都市用水、発電用、洪水調節用を合わせると、総数は2004.3現在で2,786ダム(高さ15M以上)、ため池は21万とされております。
更に、これ等のダムは、近年の異常気象による集中豪雨も加わり、加速度的に堆砂量を累増させる危惧を、抱かざるを得ない状況にあります。
すでに一部のダムでは、ダムへの流入砂礫その物を減らすべく、迂回トンネル方式なる対策が成されておりますが、どのような方法で迂回トンネルに流入させるかは試行錯誤の状態であるように考えます。
本件特許は、この点の問題解決に寄与出来る技術であると同時に、迂回トンネルの無い、古いダムの堆砂除去にも貢献できる技術と自負致しております。

登録者情報

登録者名称 井上 虎男

技術供与

ノウハウ提供レベル
量産仕様の提供 【可】
特殊仕様の提供 【可】
図面の開示 【有】
図面1 方案図
図面2 御指定仕様による概要設計図/有償
マニュアルの開示 【有】
マニュアル1 必要に応じ作成し提供
その他の開示 【有】
その他1 実演動画1件(うまりポンプへの実施品)をユーチューブにUP公開中。
技術指導 【可】
期間 相談
技術指導料 【要】相談
コンサルティング 【可】
期間 相談
コンサルティング料 【要】相談

事業化情報

事業化条件
マーケット情報 【有】 国内、国外ダムの多くが本件設備を必要としており、管理者は国、県となります。
 本件特許開示範囲内の類似物が、他社から公式技術登録や技術宣伝されているように思われます(調査中)。
質的条件
事業化実績 【有】本件特許を使用した別形態製品、うまりポンプ、うまりサクション、うまりポンプユニット、等を製造販売中。
追加開発 【要】国土交通省又は周辺研究機関との共同開発が必要と思われる。
その他情報 【要】サンドポンプと揚泥装置製造50年余の経験実績は、本件を実用化するに足る技術を保有すると考えております。

その他の情報

その他の提供特許
登録番号1 3961722
登録番号2 4766415
登録番号3 4421937
登録番号4 4798523
登録番号5 特願2011−276565
関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
追加情報 本件に関連したアイデアもあり、ダムや溜池の堆砂、沈泥問題解決に興味のある機関、研究所、関連団体企業の御支援を得たい。
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