出願番号 |
特願2011-145037 |
出願日 |
2011/6/29 |
出願人 |
国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
公開番号 |
特開2013-010082 |
公開日 |
2013/1/17 |
発明の名称 |
ヨウ素イオン吸着性化合物を担持したメソポーラスシリカおよびそれを用いたヨウ素イオンコレクターおよびヨウ素回収方法 |
技術分野 |
機械・加工、化学・薬品、無機材料 |
機能 |
材料・素材の製造、環境・リサイクル対策 |
適用製品 |
ヨウ素イオン溶解溶液に含まれるヨウ素イオンを効率的かつ選択的に回収する方法 |
目的 |
放射性ヨウ素(I)を効率よく安価に取り出すヨウ素イオンコレクターを提供する。 |
効果 |
生活用水や廃水等の溶液や土壌その他のイオン溶解液に含まれるヨウ素イオンの濃度を極めて微量なレベルまで低減でき、近年問題となっている環境中の微量な放射性ヨウ素も効率良く迅速に除去できるので、人体の健康維持に有用な材料である。
ヨウ素イオン吸着性化合物を担持したメソポーラスシリカを繰り返し使用することができる。すなわち、何回もリサイクルまたはリユースすることができる。
非常に低濃度のヨウ素イオン濃度も検出することができるので、ヨウ素イオンコレクターおよび濃度センサーとしても使用することができる。 |
技術概要
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有機シリコン化合物および界面活性剤から作製した高秩序化メソポーラスシリカ(HOMS)に、目標元素であるIを選択的に吸着するTK等のIイオン吸着性化合物を担持させる。Iイオン吸着性化合物を担持したHOMSを目標元素であるIが溶解された溶液と接触させ、目標元素であるIイオンを選択的にHOMSに担持されたIイオン吸着性化合物に吸着させる。目標元素であるIイオンを吸着したIイオン吸着性化合物を担持したHOMSを化学的処理し、目標元素であるIイオンをHOMSに担持されたIイオン吸着性化合物から遊離させ、目標元素であるIを回収する。Iイオンが遊離されたIイオン吸着性化合物を担持したHOMSは、再使用できる。このIイオン吸着性化合物を担持したHOMSはIコレクター・濃度検出センサー・放射性ヨウ素除去剤としても使用できる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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