出願番号 |
特願2014-155954 |
出願日 |
2014/7/31 |
出願人 |
国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 |
特開2016-032440 |
公開日 |
2016/3/10 |
発明の名称 |
新規なカウンターセレクションマーカー |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
材料・素材の製造 |
適用製品 |
大腸菌で使用可能なカウンターセレクションマーカー |
目的 |
生体内で生合成される蛋白質分子中にアミノ酸の類縁体を導入することで蛋白質の機能を損なわせ、それにより細胞を死に至らしめる方法を利用するカウンターセレクション法をさらに効率化することのできる、新規なカウンターセレクションマーカーを開発すること。 |
効果 |
当該変異体酵素遺伝子を、4-クロロ-D,L-フェニルアラニンを含む栄養培地において、大腸菌の高感度のカウンターセレクションマーカーとして利用することができる。これにより、カウンターセレクションマーカーを含む遺伝子断片やベクターを脱落した宿主を簡便に同定することができ、相同組換えによるゲノム編集(挿入、欠失など)やプラスミドキュアリング、プラスミドシャッフリングなどを効率的に行うことができる。 |
技術概要
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変異体ePheS↑(T251A/A294G)およびePheS↑(T251S/A294G)の提供。
当該PheS変異体は、sacB遺伝子のようにそれ自体が蛋白質毒性を有する遺伝子産物を生産せず、また、YEG培地などの貧栄養培地を使うことなく、LB培地などの通常の栄養培地にフェニルアラニン類縁体を添加した培地中においても効率的に細胞死を誘導できる。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
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特許権実施許諾 |
【可】
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