乾式研磨法による生体薄片試料の作製方法及び該試料を用いた観察・分析方法

開放特許情報番号
L2014001674
開放特許情報登録日
2014/9/12
最新更新日
2018/5/29

基本情報

出願番号 特願2014-133042
出願日 2014/6/27
出願人 国立研究開発法人産業技術総合研究所
公開番号 特開2016-011870
公開日 2016/1/21
登録番号 特許第6304657号
特許権者 国立研究開発法人産業技術総合研究所
発明の名称 乾式研磨法による生体薄片試料の作製方法及び該試料を用いた観察・分析方法
技術分野 情報・通信
機能 材料・素材の製造、検査・検出
適用製品 薄片試料の作製法、及び該試料を用いた観察・分析方法
目的 生体の歯や骨等の硬組織、又は体内にて形成される結石などの硬い石灰化物を含む試料に対し、高精度な分析に用いることが可能な薄片の作製方法を提供すること。
効果 1枚の同一試料において、光学顕微鏡などを用いた組織観察を行なうことができ、かつ高度な薄片表面の平滑化が求められる走査型電子顕微鏡・エネルギー分散X線分光法・電子線マイクロアナライザーなどの高度な分析に用いることが可能になる。
同一試料中に相対的に硬いおよび柔らかいものが混在していても、壊れたり脱落したりすることなく、均一な薄片表面を作ることが可能である。
技術概要
試料を切断した後、板状の台座上の少なくとも2辺に、鉱物又は岩石からなる柱状片を貼り付け、該台座の中央に切断後の試料を接着して研磨すること、前記鉱物又は岩石の干渉色を用いて薄片試料の厚さ調整を行うこと、及びアルミナ粉末を含侵させたシルククロスによる研磨を行うことにより、高度な表面の平滑性を有する生体の硬組織又は体内にて形成された結石などの硬い石灰化物を含む試料の薄片を供給することのできる本発明を完成するに至った。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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