核内から細胞質へのターゲットmRNAの輸送を促進する方法、タンパク質の発現方法および製造方法、ならびに、それに用いるキット
- 開放特許情報番号
- L2014001557
- 開放特許情報登録日
- 2014/8/29
- 最新更新日
- 2023/1/23
基本情報
出願番号 | 特願2012-165287 |
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出願日 | 2012/7/26 |
出願人 | 国立大学法人京都大学 |
公開番号 | |
公開日 | 2014/2/6 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立大学法人京都大学 |
発明の名称 | 核内から細胞質へのターゲットmRNAの輸送を促進する方法、タンパク質の発現方法および製造方法、ならびに、それに用いるキット |
技術分野 | 食品・バイオ |
機能 | 材料・素材の製造、制御・ソフトウェア |
適用製品 | 核内から細胞質へのターゲットmRNAの輸送を促進する方法、タンパク質の発現方法および製造方法、ならびに、それに用いるキット |
目的 | 真核細胞におけるタンパク質の生産性を向上するための新たな方法を提供する。 |
効果 | 核内で転写されたmRNAの細胞質への輸送を促進できるため、真核細胞内で転写されたmRNAを、細胞質におけるタンパク質の発現に効率良く利用できる。
このため、本発明によれば、例えば、翻訳後修飾のために、動物細胞等の真核細胞での発現が必要である有用タンパク質についても、より優れた生産性で製造できる。 したがって、本発明は、例えば、製薬、医療、研究支援等の分野において、極めて有用な技術といえる。 |
技術概要 |
真核細胞においてターゲットタンパク質を発現させるにあたって、下記(A1)工程および下記(A2)工程の少なくとも一方の工程を行うことで、核内から細胞質への前記ターゲットmRNAの輸送を促進する。これによって、核内で転写されたターゲットmRNAの細胞質への輸送が促進されるため、細胞質における前記ターゲットタンパク質の発現が向上する。
(A1)前記真核細胞において、前記ターゲットmRNAとMS2結合配列とを含む融合RNA(X1)、および、MS2とTAPとを含む融合タンパク質(Y1)を発現させる工程 (A2)前記真核細胞において、前記ターゲットmRNAとRREとを含む融合RNA(X2)、および、Revを含むタンパク質(Y2)を発現させる工程 |
実施実績 | 【試作】 |
許諾実績 | 【有】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
アピール情報
アピール内容 | 京都大学「産学連携情報プラットフォーム(フィロ)」をご紹介します。
産学連携の新たな取り組みなど、有益な情報を発信しています。 https://philo.saci.kyoto-u.ac.jp/ |
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登録者情報
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その他の情報
関連特許 |
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