コラーゲンから成る薄フィルム多房状構造体、それを含む組織再生用部材、及びそれらの製造方法

開放特許情報番号
L2014001422
開放特許情報登録日
2014/8/15
最新更新日
2023/1/23

基本情報

出願番号 特願2008-522680
出願日 2007/6/29
出願人 国立大学法人京都大学
公開番号 WO2008/001952
公開日 2008/1/3
登録番号 特許第5142219号
特許権者 国立大学法人京都大学
発明の名称 コラーゲンから成る薄フィルム多房状構造体、それを含む組織再生用部材、及びそれらの製造方法
技術分野 食品・バイオ、化学・薬品
機能 材料・素材の製造、制御・ソフトウェア
適用製品 コラーゲンから成る薄フィルム多房状構造体、それを含む組織再生用部材、組織再生用部材に使用される種々の支持体及びそれらの製造方法
目的 神経組織再生の促進、生体軟組織欠損部の治癒再生等を、ラミニンや神経増殖因子(NGF)を併用することなく向上させるために、コラーゲンから成る新規な構造体を提供する。
また、より長い欠損には使用できない等の課題の少なくとも一つを緩和し、実質的に解消する組織再生用部材及びそれに使用される支持体及びその製造方法を提供する。
更に、コラーゲンから成る新規な構造体、それを含む組織再生用部材、組織再生用部材に使用される支持体及び上述の組織再生用部材の製造方法を提供する。
効果 本発明に係るコラーゲンの新規な構造体の製造方法によると、非常に簡単かつ容易にコラーゲンの新規な構造体を製造することができる。
コラーゲンから成る薄フィルム多房状構造体は、組織再生用部材に使用すると、神経組織、皮下組織等の体組織の再生の促進、治癒期間の短縮、機能的回復等を、向上させることができる。
更に、上述の組織再生用部材が、生分解性支持体を更に含んで成る場合、更に、再生される組織を保護することができる。
また、本発明に係る組織再生用部材は、細長い線状組織をより有利に再生することができる。
技術概要
本発明は神経組織再生の促進、生体軟組織欠損部の治癒再生等を、ラミニンや神経増殖因子(NGF)を併用することなく向上させる、コラーゲンから成る新規構造体及びそれを含んで成る組織再生用部材を提供する。本発明に係るコラーゲンから成る構造体は、薄フィルム多房状構造を有し、コロイド状、ゲル状及び繊維状とも異なる。そのため、本発明に係るコラーゲンから成る新規な構造体を組織再生用部材に使用すると、驚くべきことに、神経組織、皮下組織、粘膜下組織、生体膜組織、脂肪組織、筋肉組織、皮膚組織、歯肉組織等の体組織の再生の促進、治癒期間の短縮、機能的回復等を、向上させることができる。更に、神経因性疼痛を有する患者に用いると、その疼痛を消失させることができる。
実施実績 【試作】   
許諾実績 【有】   
特許権譲渡 【可】
特許権実施許諾 【可】

アピール情報

アピール内容 京都大学「産学連携情報プラットフォーム(フィロ)」をご紹介します。
産学連携の新たな取り組みなど、有益な情報を発信しています。

https://philo.saci.kyoto-u.ac.jp/

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【有】   
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