低温糊化変異米の生産方法、米加工品、及び食品

開放特許情報番号
L2014001380
開放特許情報登録日
2014/8/11
最新更新日
2017/10/26

基本情報

出願番号 特願2013-011201
出願日 2013/1/24
出願人 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
公開番号 特開2013-172710
公開日 2013/9/5
登録番号 特許第6196448号
特許権者 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
発明の名称 低温糊化変異米の選抜方法及び低温糊化変異米の生産方法
技術分野 食品・バイオ
機能 食品・飲料の製造
適用製品 低温糊化変異米の生産方法、米加工品、及び食品
目的 柔らかさが維持される米加工品及び食品、並びに糊化しやすく老化しにくい低温糊化変異米の生産方法を提供する。
効果 柔らかさが維持される米加工品及び食品、並びに糊化しやすく老化しにくい低温糊化変異米の生産方法を提供することができる。
糯性低温糊化変異米を用いて、例えば、餅製品、大福餅などの生菓子、白玉団子、米粉ブレンドパン等の、加工後一定時間経過後でも硬くなりにくく、柔らかさが維持される食品を製造することができる。本発明により、これらの食品の食味向上、品質保持等がはかられるため、消費者にとってメリットがあるだけでなく、製造業者や販売業者にとっても食品のシェルフライフが長くなる等の利点がある。
技術概要
低温糊化変異米の生産方法は、旱不知Dを突然変異させる工程と、尿素溶液を用いて低温糊化変異米を選抜する工程と、を含む。低温糊化変異米を選抜する工程に次いで、低温糊化変異米と、糯性イネと、を交配させる工程と、交配後代のF↓2世代の個体から糯性個体を選抜する工程と、糯性個体由来の試料に含まれる第6染色体のデンプン枝付け酵素I遺伝子のコアプロモーター領域における変異を検出することで糊化易性個体を選抜する工程と、を含む。糯性個体由来の試料中のDNAを鋳型として、HvSSR11−27マーカー及びHvSSR11−28マーカーのうち少なくとも1つ、並びにHvSSR11−48マーカー及びHvSSR11−50マーカーのうち少なくとも1つ、を用いて糊化易性個体を選抜する工程をさらに含む。
実施実績 【無】   
許諾実績 【無】   
特許権譲渡 【否】
特許権実施許諾 【可】

登録者情報

その他の情報

関連特許
国内 【無】
国外 【無】   
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