出願番号 |
特願2012-035773 |
出願日 |
2012/2/22 |
出願人 |
独立行政法人酒類総合研究所 |
公開番号 |
特開2013-169191 |
公開日 |
2013/9/2 |
発明の名称 |
1,2−ジヒドロキシ−5−メチルスルフィニルペンタン−3−オン生成能が低下した酵母の作出方法 |
技術分野 |
食品・バイオ |
機能 |
食品・飲料の製造、材料・素材の製造 |
適用製品 |
1,2−ジヒドロキシ−5−メチルスルフィニルペンタン−3−オン(DMTS−P1)の生成能が低下した酵母の作出方法 |
目的 |
清酒等の酒類におけるDMTSの発生を抑制することができる新規な手段を提供すること。 |
効果 |
清酒の老香成分DMTSの発生に関与する酵母遺伝子が初めて同定され、清酒における老香の発生を低コストで抑制できる手段が初めて提供された。本発明の酵母をアルコール発酵に用いて清酒を製造すれば、DMTS-P1の含有量が低く抑えられるので、清酒貯蔵中のDMTSの発生が抑制され、老香が抑制される。従って、本発明によれば、低温貯蔵や溶存酸素濃度の制御のようなコストのかかる手段を講じなくとも、老香の発生を抑制することができる。 |
技術概要
 |
MDE1遺伝子、MRI1遺伝子、SPE2遺伝子、ARO9遺伝子、MEU1遺伝子、及びUTR4遺伝子からなる群より選択される少なくとも1つの遺伝子の発現が低下又は欠失した、1,2-ジヒドロキシ-5-メチルスルフィニルペンタン-3-オン(DMTS-P1)の生成能が低い酵母を提供した。本発明の酵母をアルコール発酵に用いて清酒を製造すれば、DMTS-P1の含有量が低く抑えられるので、清酒貯蔵中のDMTSの発生が抑制され、老香が抑制される。 |
実施実績 |
【無】 |
許諾実績 |
【無】 |
特許権譲渡 |
【否】
|
特許権実施許諾 |
【可】
|