乳癌の骨髄高転移性マウス乳癌細胞株の樹立方法
- 開放特許情報番号
- L2014001059
- 開放特許情報登録日
- 2014/6/17
- 最新更新日
- 2018/6/18
基本情報
出願番号 | 特願2014-045182 |
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出願日 | 2014/3/7 |
出願人 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | |
公開日 | 2015/9/28 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 | 乳癌の骨髄高転移性マウス乳癌細胞株の樹立方法 |
技術分野 | 食品・バイオ、情報・通信 |
機能 | 検査・検出 |
適用製品 | 乳癌の骨髄高転移性マウス乳癌細胞の樹立方法 |
目的 | 乳癌の骨髄高転移性マウス乳癌細胞株を提供する。当該樹立株を用いた乳癌の骨髄高転移モデル動物を提供する。また、当該樹立株を移植した乳癌の骨髄転移抑制薬のスクリーニング方法を提供する。 |
効果 | 乳癌の骨髄転移の解析にとって有力な手段となる。
各段階のマウスから高転移性マウス乳癌細胞を採取し、その親株あるいは投与前の高転移性マウス乳癌細胞との遺伝子の発現状態等の比較を通じて、骨髄への転移メカニズム、その原因等の解明にとっても有効な手段となりうる。 骨髄高転移性マウス乳癌細胞を移植すると同時に、又はその前後に乳癌の転移抑制剤の候補物質をマウスに投与して、骨髄内での乳癌の転移状況をみることにより、乳癌転移抑制剤のスクリーニングを効率的に行うことが可能となる。 |
技術概要![]() |
マウス乳癌細胞4T1E/M3細胞株を親株として用い、下記の(a)〜(d)工程を含むことを特徴とする、骨髄高転移性マウス乳癌細胞株の樹立方法;
(a)薬剤耐性遺伝子が導入されているマウス乳癌細胞4T1E/M3細胞株を、内側ウェル底部に複数の微小穴を有する二重ウェルの内側ウェル上に蒔き込み、穴を通過して下のウェルに落ちてきた細胞を回収し、培養後再び内側のウェル上に蒔く。この一連の操作を8〜12回繰り返した後、下のウェルに落ちてきた細胞を回収し、培養する工程、 (b)得られた細胞を用いて、マウスの皮下へ投与する工程、 (c)マウスの脊椎骨を採取し、骨髄細胞を回収して、前記薬剤耐性遺伝子による耐性付与の対象薬剤を含有する培地で培養し、薬剤耐性細胞を採取する工程、 (d)得られた薬剤耐性細胞を通常培地で培養し、形質を安定させて骨髄高転移性マウス乳癌細胞株を樹立する工程。 |
リサーチツールの分類 | 動物 |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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