カルバミン酸エステルの製造方法
- 開放特許情報番号
- L2014001057
- 開放特許情報登録日
- 2014/6/17
- 最新更新日
- 2018/3/28
基本情報
出願番号 | 特願2016-506403 |
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出願日 | 2015/2/13 |
出願人 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
公開番号 | |
公開日 | 2015/9/11 |
登録番号 | |
特許権者 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
発明の名称 | カルバミン酸エステルの製造方法 |
技術分野 | 有機材料 |
機能 | 材料・素材の製造 |
適用製品 | カルバミン酸エステルを製造する方法 |
目的 | 従来の二酸化炭素とアミンを原料として用いるカルバミン酸エステルの合成における上記問題点を克服し、有機ハロゲン化合物や炭酸エステルを用いずに、芳香族カルバミン酸エステルをはじめとするカルバミン酸エステルを高収率・高選択率で得ることができる、工業的に有利なカルバミン酸エステルの製造方法を提供する。 |
効果 | 二酸化炭素とアミン及び金属アルコキシド化合物を反応させることにより、高収率、高選択率で得ることができる。
上記反応により生じる反応残留液をアルコールと反応させ、上記反応に使用し得る金属アルコキシド化合物を得ることもできる。 原料として、環境に無害で毒性のない二酸化炭素、安価で取扱い易いアミン及び、簡便かつ効率よく反応系から再生・循環利用することのできる金属アルコキシド化合物を用いることから、安全かつ簡易な設備でカルバミン酸エステルを得ることができ、工業的に極めて有利な方法ということができる。 |
技術概要 |
〈1〉二酸化炭素とアミンと金属アルコキシド化合物とを反応させる工程を含む、カルバミン酸エステルの製造方法。
〈2〉前記アミンが下記一般式(I)で表される〈1〉に記載のカルバミン酸エステルの製造方法。 【化1】 (式中、R1は炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のアシル基、炭素数1〜6のアシルオキシ基、カルボニル基、ヒドロキシル基、ニトロ基、ニトロソ基、シアノ基、炭化水素基で置換されていてもよいアミノ基、及びハロゲン原子よりなる群から選ばれる1以上の置換基で置換されていてもよい炭化水素基を、R2は炭素数1〜6のアルコキシ基、炭素数1〜6のアルキルスルホニル基、炭素数1〜6のアルキルチオ基、炭素数1〜6のアシル基、炭素数1〜6のアシルオキシ基、カルボニル基、ヒドロキシル基、ニトロ基、ニトロソ基、シアノ基、炭化水素基で置換されていてもよいアミノ基、及びハロゲン原子よりなる群から選ばれる1以上の置換基で置換されていてもよい炭化水素基又は水素を表す。) |
イメージ図 | |
実施実績 | 【無】 |
許諾実績 | 【無】 |
特許権譲渡 | 【否】 |
特許権実施許諾 | 【可】 |
登録者情報
登録者名称 | |
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その他の情報
関連特許 |
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